日付: | 2015年7月19日 |
場所: | ヘバルム峠(Hebalm:1420m) | 地域: | シュタイアーマルク州(Steiermark) オーストリア(Austria) |
訪問地: | -Trekking-, Twirberg(602m), Preitemegg(1078m), Hebalm(1420m) Twirberg |
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野宿2泊目だ。どこに泊まるか迷った。しかし、ここに帰ってきた。
一つは標高が1600mを越えているから、蒸し暑さがない。
連泊するから、要領が良くわかる。
そして何よりも、水があることだ。
この駐車場の隅っこには、パイプをくわえたお爺さんの像が立っている。そのパイプから水がチョロチョロと 流れているのである。峠に水場とは珍しい。どうも、このパイプ爺さんは有名なようで、通りかかる車が、一時停止して、この お爺さんのパイプから流れてくる水を飲んでいる。 私も、このパイプお爺さんが、駐車場の隅っこにいることで、寂しさ感も和らいだ。愛嬌のある、お爺さんだ。 |
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国道2号高速の高架橋の下に駐車場がある。
今日はその高架橋の下に自動車を止めてサイクリングをすることにした。しかし、オーストリアは地震がないせいか、
随分、スリムな高架橋だ。
日本的な感覚からすると、すぐに倒れてしまいそうだが、これで本当に大丈夫だろうかと心配だ。
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ツイルベルグ(Twirberg)と言う村が出発点だ。標高は602mだ。目的地の標高が1420mだから、標高差は800mの峠登りとなる。
国道77号ということもあり、車通りの多さを少し心配する。 日曜日だから産業用の車が通らないことを期待して出発する。一昨日もそうだったが、夏の長ズボンでの走りは、 大誤りだ。これを教訓としよう。 |
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「Eisen」という看板を掲げた工場の横を通過した。どうも鉄鉱山らしい。
インタネットで調べると、防錆用の特殊な鉄粉の原料となる鉄鉱石が採掘されるらしい。
鉱山町らしく、若干の汚さが町にあるが、結構、しっかりとした町だ。ところで、本当に、鉱山活動を やっているのかなあと疑問に思う。 |
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ローギアで地道に漕ぐ。汗は、したたり落ちる。疲れたら日陰に入って休む。
そして走る出す。それの繰り返しだ。時折、サイクリストとすれ違う。
もう、一仕事終えて下ってくるのかなあと感心する。
プレイテンエッグ(Preitenegg)という町に着く。標高は、1000mちょっとだ。半分を登りきったことになる。 時刻は午前9時ちょっと前で、日曜日のミサのために、村民が思い思いに集まってくる。皆が、よそ行きの洋服を 来ているところが、厳粛だ。朝9時、標高1000mの村の太陽光線は強烈だ。 |
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プレイテンエッグ(Preitenegg)の村を過ぎると道がなだらかになる。道沿いの緑が、太陽光線に映える。
自転車を停めて、行き交う人々を観察してみる。数台でツルム、バイク乗り達の集団。 アベック二人のテント泊で旅行するサイクリスト。いろいろな人がいろいろな夏を楽しんでいる。 |
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ここに来るまで知らなかった。ヘバルム(Hebalm)は、冬のリゾート地らしい。
数台のスキーリフトが山肌に設置されていた。そのリフト群の上部を道路が走る。結構な急坂を登る。
登りきると大きな駐車場がある。そこが標高1370mという。峠は近い。
その駐車場を過ぎると、なだらかな道路が続く。これが延々と続く感じだ。どこが峠のジャストポイント かわからない。道路の山川に小さなチャペルを見つける。その隣に、標高1400mの標識あ立っていた。このあたりが 峠と推測する。 |
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ヘバルム(Hebalm)スキーリゾートの駐車場奥に小さな池がある。
天然か、あるいは人工的に作ったものかわからないが、プールとして使用している。下界は、猛烈な暑さだが、
ここは別天地である。池のまわりは、暑さを逃れてきた人たちが、良い場所を陣取っている。
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一昨日と昨日走ったり登ったりした山々を一望する丘を下る。
自分が、ずっと先にそびえるあの山の上を歩いたのかと感心する。
峠に立つパイプお爺さんは、いつもと同じように、パイプから水を流し続けているのだろうなと思う。 |
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