| 日付: | 2015年6月28日 | 
| 場所: | アイスランド北西部(West-northen part of Iceland) | 地域: | アイスランド(Iceland) | 
| 訪問地: | Borgarnes(Camping), Root 1 (North direction), Root 60 (North direction), Havannahldarfjall, Fjokarfundur, Isafjordur(Hotel Managisting Guesthouse) | 
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 車中泊は辛い。もう、そんなに若くはないかも知れないと考える。
何回も目覚める。そのたびに、車窓から外を眺める。ずっと北の空が明るく輝いている。
  時刻は午前零時を回る。キャップ地で騒いでいた若者も静かになった。 | 
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 明け方、雨が降っていたようだ。ウトウトしながらも、車の天井を叩く雨粒の音が耳に入っていた。
早速の雨かと思う。雨上がりの風景は、期待できると自分に言い聞かす。
 時刻は、午前5時を過ぎた。ちょっと早いが、キャンプ場を後にする。 道路は、まだ濡れたままだ。ただ、空には晴れ間も見える。良い天気なることを期待する、 | 
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 朝が早いせいだろうか。道路を走る車はいない。まさに、道路を独占である。
国道1号を北に20km程走る。そこから、左に曲がって国道60号に入る。ここからが
今までに走ったことのない地域だ。
  初めての道は、興味深い。カーブを曲がるたびに、新しい風景との出会いだ。 | 
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 午前9時前に、ブダルダルール(Budardalur)という小さな町についた。
地図上では、ガソリンスタンドのマークがなされている。と言うことは、熱い
コヒーも飲めると期待した。
 結果は、大外れだ。店は、もちろん閉まっているし、第一に、町を歩くひとも いない。まるで、ゴーストタウンだ。とても残念。しかたく、国道60号を北に向かう。 | 
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 アイスランド北西部の半島に入る。時刻は正午を過ぎる。
しだいに風が強くなる。体が吹き飛ばされてしまいそうなくらい強い風が北東から吹く。
 ときおり、風にハンドルを取られる。 | 
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 この地域、夏の間しか観光客が入らないのだろうか。すれ違う車は、ほとんどが
観光客らしい車だ。 
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 一軒の家をみかえる。どんな人が、住んでいるのだろう。思いは耽る。
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 道路は、海岸近くを走ったり、また山岳地帯を走ったりする。
 山岳地帯には、7月と言うのに雪が残る。北国に来たことを実感する。 | 
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 目の前を、手つかずの大自然が広がる。素晴らし眺めだ。
この美しい眺めを17字にして表したいが、言葉が浮かばない。
寂しいものだ。
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 目指すは今夜の宿のがあるイサフォジョヅール(Isafjordur)の町だ。
この町に国道60号線から入ろうと思うと変わったトンネルがある。
このトンネルは、不思議なトンネルだ。
トンネルの中央で、道が分枝しており、左に進むと別の町に、右に進むとイサフォジョヅール(Isafjordur)の町だ。
火災事故が起こったときには、大変なことになるが、意外に利点の多いアイデアかもしれない。
 イサフォジョヅール(Isafjordur)の町は、アイスランドとしては、結構、大きな町だ。 ホテルなど、恐らく数軒だろうから、到着した後に調べれば何とかなると考えていた。 ところが、小さな町なのに、ホテルが見つからない。困った末に、住人らしいおばさんが 散歩していたので尋ねた。「英語はよくわからない」と言いつつ、「私に着いて来て」と歩いて案内 してくれた。何んとも親切なおばさんだ。 |