日付: | 2015年4月5日 |
場所: | エックビルト峠( Eckwirt: 標高900m) オーストリア(Austria) シュタイヤーマルク州(Steiermark) |
訪問地: | Voitsberg, Bärnbach, Piber, Freising Graben, Afling, Kainach, Eckwirt, Graden, Köflach, Voitsberg |
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食事は7時半からだ。例によって、今日もホテルの宿泊は1人だけだった。
朝食は、広い部屋で一人っきりだ。
でも、とても豪華だ。パンにハムに卵にヨーグルト、そしてお菓子やケーキまである。これはすごい。
記念に写真を一枚とった。
駐車場も広い。ただ、寂しいかな、そこに車を停めているのは私だけだ。 夜、一台だけ外に並べておくのは、どうかなあと思うが、これはしょうがない。 昨夜は雨が少し降ったようだ。気づかなかったが、路面が濡れている。 今日の目的地は、20kmほど離れたピルバル(Pilbar)だ。ガイドブックには、ここは馬で有名とのことで ある。また、景色も美しいとのことだ。そこを目指す。 今日は、日曜日だ。車はどこへでも停められる。これはとても便利である。 |
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地図によると、ベーンバッハ(Bärnbach)は、鉱山街だ。
鉱山には興味がある。鉱山街を訪れると、歴史が街に息づいているのを感じる。
山は何の鉱種だろうと思う。街に看板がないかと探す。
すると、道路横のちょっとした広場にトロッコが一台置かれていた。
その横に、トロッコの説明文が書かれていた。ドイツ語だが、何とかわかった。ここは、石炭山だった。
トロッコの側面には、10名ほどの名前が刻まれていた。 名前の横に西暦が書かれている。どうも、鉱山で亡くなった労働者の災害発生年月のようだ。 ここにも、人の人生があった。 |
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朝食は豪華だ。ついつい食べ過ぎてしまう。お腹に違和感がある。
最近は、朝食後、30分程度でトイレに行く。今日も行った。
ところが、走り始めて1時間くらい経過すると、強い便意を感じる。
これは異常だ。食べ過ぎと、毎晩のお酒がよくないのかな。 幸いにも、近くに身を隠す茂みがある。そこで用をたす。 考えてみたら、オーストリアでの最初の屋外での用だった。 |
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10日程前に、歯の詰め物が抜け落ちた。朝、歯を磨いていると、ポロリと外れた。外国での歯の治療かあと思うと気が滅入った。
2〜3日、詰め物がないままで、過ごした。どうも、違和感が強い。
そのうちに、歯痛になりそうな予感がする。たまらず、歯医者に駆け込んで、治療してもらう。
日本円で2万円だ。これは痛かった。
ところが、治療した歯の回りを綺麗にしていないのだろう。 食後に、治療した歯の回りに何かが引っかかる。これは、こまった。また何とかせねばならない。苦痛だ。 |
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「白馬の里」 というからには、馬が、もっと放し飼いにされていると思っていた。ところが、道路沿いを走るも
あまりそれらしき風景に出会えない。山の上から、下界を見下ろすと、遠くに、牧場らしきものが見えた。
そこんは、10頭を超える馬がいたが、白馬ではなかった。
カイナッハ(Kainach)の村の手前で、道路横に牧場があった。そこの、お目当ての馬がいた。 全てが全て、白馬ではないが、まあこんなところだろうか。 |
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カイナッハ(Kainach)につく。そろそろ昼食にしようと思う。
教会のまわりにベンチがないかと探す。適当なベンチが見つからない。
教会の前にレストランがある。そこの入り口横に、お客用のベンチが並んでいた。
日曜日の午後、周りには誰もいない。食堂は、もちろん休みだ。ここで、食事を始める。
ホテルの朝食の残り。あまりに朝食が多かったので、生ハムとチーズをもらってきた。 それを食べる。そしてトマトを一個だ。ベンチは時折日が当たる。 それはとても気持ちが良い。ところが、雲が太陽を隠すと、とたんに寒くなる。 当たり前のことだが、これは、人生に似ている。 すぐに自転車に乗って動き出す。幸いにも、あまり狂暴そうな犬ではないようだ。 体力がないためか、年齢なのか、この犬はすぐに追いかけてくるのをやめた。道路上で、私の方を向いて、吠え続けた。 |
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幸い太陽が顔を出している。午後2時前には、峠に着いた。道は舗装はされていたが、
寒さのせいか、ひび割れが多く、自転車には辛い登り道だった。峠からは、遠きに雪を頂いた山々
が見える。まだまだ、山には入られないようだ。
峠の茶屋は、冬季休業中だった。したがって、人の気配はない。20メートルほど、離れたところに 鳩の小屋がある。そこに、ゴソゴソと時折、鳩の動く音がする。 パプリカを一つ、景気づけ食べて、下りを始める。 |
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グラーデン(Graden)の村に、すごい巨木が立っている。樹齢は、200年〜300年位は、優になっているだろう。
長き歴史を見てきた木の下に、自転車を置いて考える。
この巨木の下を、いったい何人の人が通り過ぎただろう。その一人に私が加わった。
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