日付: | 2015年3月29日 |
場所: | ドナウ川の旅 (ブァルシェ−リンツ:Wallsee - Linz) オーストリア(Austria) 上オーストリア州(Oberösterreich) |
訪問地: | Wallsee, Au an der Donau, Mauthausen, Langenstein, gusen, Linz, linz-wien (train) |
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夜半に目覚めた。太ももの筋肉が痙攣を起こした。左脚が二度ほど、なんと右脚も1度、痙攣が生じた。
フクラハギの痙攣は、しょっちゅう起こすが、太ももは珍しい。いずれの痛みも数分間で終わった。
たったよれだけの時間である。しかし、この痙攣に伴う痛みは、すごかった。脚を過酷に使用し過ぎたためだろか。
今朝から、夏時間だ。朝食は8時、つまり冬時間では7時だ。結構、早い時間だ。民宿は、嫌がらずに この時間で対応してくれた。民宿には、白い小型犬が飼われている。この犬が、よく躾けられた犬で、 食事中、飼い主を離れて、私のそばに座って、朝食の間、ずっとお伴してくれた。 私を監視しているのか、はたまた、飼い主が相手をしてくれないためか。不思議な犬だった。 |
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せっかくここまで来たのだからとバルセ(Wallsee)の中心街に行ってみることにした。
こじんまりした小さな村で、生活に必要な、お店が繁華街に並んでいた。
日曜日、オープンしているのであろうCAFEの前で、10人程度のおっさん達が、今からどこかに行くのか、 、はたまた、ただ単に集まって話をしているだけなのか、群れていた。そのおのおのが、とても楽しそうな 様子だった。男は、群れたがる。この性質は、世界共通だ。 |
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発電所を兼ねたダムを渡って、ドナウ川の右岸を走り始める。土手の右側には、森が茂っている。
その森の中から、鳥の鳴き声が響いてくる。察するにすごい数の鳥が、パートナーを求めようとして
必死のようだ。ここにも春の気配を感じる。
土手沿いにテントが一張り見えた。横に自転車が留めてある。昨夜、ここの土手上で、一晩を明かしたようだ。 昨晩は、雨が降っていたようだから、これは大変だ。それに、結構、寒かっただろうに。 軽く、手を挙げて、会釈をした。年の頃がわかる。おっさんだ。私よりは、若いが、年齢の割に元気だ。 |
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アウ(Au)の街に入る。ちょうど、ここで、ウィーンからの距離が200kmを超えたことになる。少しづつ、
の走りであるが、もう200kmも上流に登ってきたかと思うと感慨に耽る。
ドナウ川沿いのアウ(Au)の街は、レクレーションセンターになっている。雨が降りそうな天気だが、子供が 遊具で楽しそうに遊んでいた。そこに、立札があった。いろいろな言葉で、「さようなら」が表示されていた。 ドイツ語、英語、フランス語に混じって、日本語の表示がなされていた。 こんな小さな地方都市のまで、 日本人が来るものかしら。 |
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モートーセン(Mauthausen)の街を過ぎる。下オーストリア州から上オーストリア州に代わる。
下オーストリア州で Eurorad 6 と呼ばれた自転車道も、ここではただ単にR1になってしまう。
自転車道もところどころだが自動車道と併用だ。自動車が走るところをみると、これは結構、危ない。
すれ違うサイクリストの数が多い。週末のせいか、荷物をしっかりと荷台にしばりつけて、走っている サイクリストも多い。みな、一泊二日のサイクリング旅行でもしているのだろうか。不思議なもので、 荷物をしっかり持ったサイクリストは、みなが皆、男女のペアだ。 |
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道沿いに面白い看板が並ぶ。それらを見ながらサイクリングするのも楽しい。これはボディービルディング
の宣伝だろうか、ムキムキの筋肉質男性が、ポスターになっている。
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リンツまで10km程度の距離になる。土手から、工業地帯の煙突が目立つ。リンツは鉄鋼・化学産業で有名とのことだ。
ここに来るまで知らなかった。土手沿いから眺める工業群は迫力がある。ただ、リンツの街からはある程度
距離があるから、直接の影響は受けないだろう。日曜日の昼下がり。土手の上は、サイクリングや散歩を楽しむ人たちで
いっぱいだ。
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午後2時過ぎにリンツの街に到着した。正直、疲れた。リンツの街は、やはり戦争中に、かなり
激しく空爆を受けたようで、パッと見だが、古い町並みは少なそうだ。日曜日の午後、
アイスクリームを舐めながらウィンドショッピングをする人たちが多い。日曜日も店を開ければよいのに
とつくづく思う。
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リンツ駅で、帰りの電車の切符を買う。自転車持込料金を含めて、40ユーロだ。つまり5,000円もする。
これは高い。オーストリア鉄道の窓口はとても親切だ。手際よく、私に、ウィーンまでの切符を手配してくれた。
駅前のベンチで一人ビールを飲む。酔いがまわる。周りにいろいろな人がいる。年寄った人、 若者、中年の女性、などなど、いろいろだ。その中の一人に私が混じって、一人、酔っぱらう。 走りを終えた昼下がり。ビールが格別おいしい。これがあるからやめられない。 |
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