なんと快晴ではないか

　昨夜、少し、飲み過ぎた。そのせいで、今朝は、疲れが残った。なんでも 年齢のせいにする。どうも、最近は、前日の疲れを翌日に持ち越すことが 多い。老化は避けられないのだろうが、これは辛い。 　

　昼飯として、公園でビールを飲む。そしてサンドイッチをかじる。実は、 根が、こんな感じなので、どうも、普通のレストランはしょうが合わない。 　

果物屋さんがとても綺麗だ 　

　 　メードリング（Meidling Hauptstraße）から、南下する。 途中、２月の陽射しに照らされた八百屋さんを見つける。 なんとも、美しい光景だ。

これぞビジネスセンター 　

　 　 　ここは、ウィーン市のビジネスセンターの一つだという。 ウィーンの高台から見下ろす風景の中で、一際目立つビル群だ。

　場所は、ウィナーベルグ（Wiener Berg）と言い、旧市街から数キロ南に位置する。 残念なことは、近辺に地下鉄駅がないことだろうか。これはどうも不便だ。

午後の散歩を楽しむ人々 　

　 　エルホルングスゲビート・ビナーベルグ公園(Erholungsgebiet wienerburg)に入る。 冬枯れした木々がまわりを取り囲む。無風、快晴で、２月の陽射しが燦々と照り付ける。 散歩日和の良い日だ。

ビナーベルグは、高台にある。ウィーンの丘陵とは、よく言ったものだ。 ２０年ほど前に荒地を整備した公園という。ウィーン市内に、こんな立派な 公園があるとは羨ましい限りだ。

氷で閉ざされた池 　

　 　高台から平地に降りる。昔、レンガ作りで掘られた穴を、整備して池にしたという。 よしが生い茂り、見るからに、雰囲気のある風景だ。

　それぞれの時間を楽しむ 　

　 　他人に干渉せず、他人から干渉されずに、精一杯、人生を楽しむ。 自分が楽しくて、他人に迷惑がかからなければ、それで良いのではないか。

　思うに、１年は長いようで短い。人の人生も同じだ。やがて「終」は、やってくる。若いうちは 苦労するのも良いが、年取ってからのそれは、思うに、あまり役立たない。人は、 先が見えると苦労をしなくなる。

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