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ホテルから外に出る。
地面が濡れている。
雨が降ったようだ。
昨夜はすごい風だった。
窓から風の音がヒュウヒュウと聞こえた。
結構、気密性は良いホテルと思うのだが、こんなこともあるようだ。
今朝は、5時半に目覚めた。 一昨日と昨日は、自転車の走り始めが午前9時を過ぎていた。 これは遅い。 昨日は、朝の快晴を逃してしまった。 国立公園の山々がくっきりと綺麗に見えた。 しかし走り始めた時には、もう薄雲がかかっていた。 とても残念だ。 |
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高速道路で20分程南下する。
スカファ(Scafa)という街で降りる。
そして街の片隅に乗用車を駐車させる。
日曜日だから、だれも文句を言う人はいないだろうと、かなり大胆な行動をとる。
今日は、このスカファ(Scafa)の街から自転車で岡を登る。 目的地はマジェラ山系(Montagna della Majella)だ。 残念だが目的地のマジェラ山系は、厚い雲に覆われてスカファ(Scafa)の街からは見えない。 しかし走り始める。 途中で臨機応変に走りを変えれば良いとかなり楽観的だ。 |
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まずは、サンバレンチノ(San Valentino)の村だ。
この村に入る直前に、マジュラ自然公園の大広告に出くわす。
例によって、この村も尾根の高いところを家々が陣取る。
その中心は双塔のカテドラルが威張っている。
なんでもここは世界遺産の第二候補のリストに載っているという。
興味津々で村に入る。
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村の真ん中のカテドラルの前庭に到着する。
中からパイプオルガンの音が微かに聞こえてくる。
日曜日だからミサでもやっているのだろうか。
内部に入る扉は開いていた。そっと中に入ってみる。
パイプオルガンは見えるが、人は見えない。
あれあれどうしたことだろう。
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当初、標高556mのカラマニコ・テルム(Caramanico Terme)の村を目指していた。
ところが、サン・バレンティーノの村を過ぎると、その村より標高が高いところは雲に覆われているのが見えた。
これでは、何に楽しみもない。
ということで、近くのアバタージオ(Abbataggio)という村に行ってみることにする。 |
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この村に来てみてわかった。
ここは昔、鉱山だったという。鉱種は、コールタールという。
当時コールタールを何に使ったかは知らないが、写真付きで説明文が張り出されていた。
イタリア語が理解できないのがとても残念に思う。 こんな時に、せめて文章さえしっかり読めれば、たまたま訪れた村の歴史を知ることができるのだが。 まあこれもしょうがないのだろう。 |
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アバタージオ(Abbataggio)の高台の教会に到着する。
その裏に、良い場所を見つけた。
まわりを見渡すことが可能な高台だ。
おまけに椅子まで2つある。
時間は午前11時を回ったところだが、ちょっと早いが食事を採ることにした。
デジカメに「影」が映る原因を探ってみる。 するとCCDの上にゴミが載っていた。 レンズなどまったく交換したことがないのに、どうやってこの空間にゴミが入ったのだろう。 不思議だ。 専用の道具はなかったけどエイヤーとCCD上のゴミを布でとってみる。 すると影は消えた。 |
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アバタージオ(Abbataggio)村に入る。
とてもきれいな街並みだ。
つい最近まで鉱山が稼働していたのだろか。
そのため、裕福だったのだろうか。
何か、映画のセットのような街並みの中を散歩する。 |
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次はアバタージオ(Abbataggio)村の北に見える崖の上の村に行くことにする。
今朝、サン・バレンティーノの村に登る際に、遠くに崖が、そしてその傍に、壮大な沢が見えた。
そこを目指す。
村の名前は、トリバリグナニ(Turrivalignani)という。
通りすがりの看板によれば標高が330mあるという。
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例によって教会の裏には展望台になっていた。
高台にそびえる教会の裏には展望台になっている場合が多い。
この展望台からは、今日1日、走ってきた高台を一望できる。
教会に隣接するレストランは、日曜日というのに営業していた。 結婚式でもやっているのだろうか。 外から見る限り、店の中は人で一杯だ。 |
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宿舎には午後3時前に着いた。
宿舎のあるピネト(Pineto)の街へ出かける。
この街は、アドリア海に面している。
磯の臭いはまったくしない。
大洋だ。
遠く石油探査でも行っているのだろうか、海洋リグが見える。
すこし天気がよくなる兆しが見える。 明日は良い天気であることを願う。 ピネト(Pineto)の街を縦断して散歩した。 結局、1時間半の散歩となった。 |
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