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国によって電車の乗り方が微妙に違う。欧州は基本的に同じだろうが、少し異なる場合がある。
ウィーンのフランツヨセフ駅(Franz-Josefs-Bahnhof)から北に向かう。
目指すは4駅離れたクロステールブルグ・ワイドリング駅(Klosterneuburg Weidling)だ。 適当に自動販売機で買ったら、2.2ユーロの切符が出てきた。ところで、改札 はないのだろうか。普通、ヨーロッパの近郊線は、改札があるのだが、見当たらない。 コンポステする場所もない。 |
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電車の出発は午前9時32分だ。自転車持ち込みOKの車両に乗る。
と言っても、車両は全部で2両だけだが。
出発間際に数人が乗ってきたが、まだまだガラガラだ。
電車の中はとても綺麗だ。アナウンスは次の停車駅を言うだけで、 電車が止まった際は教えてもくれない。静かで良いが、少し寂しい。 |
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先週、登った丘を今日は、北ダレ斜面から攻める。高度差は数百メートルだろうが、
坂道は意外に急だ。大型の観光バスに追い抜かれる。本格的な坂を登り始めるまでは、
近くに住む人々の車がひっきりなしに通る。
不思議に思うのだが、すれ違う車を運転するのは、大概は、若いお兄さんだ。 それも一人乗りだ。土曜日の時間が時間だからか、ちょっと不思議な感じだ。 |
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しばらく登ると道は石畳になった。これは自転車のタイヤによくない。
今回は特に、細いタイヤだ。幸い道が荒れておらず、石畳が綺麗になっている。
追い抜かれる時は、道の横によるが、それ以外は、自転車のタイヤに負担が
かからないように慎重に走る。
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ほどなくしてカーレンベルグ山(標高:484m)に着いた。
ウィーン市内から白と赤の表示タワーが見える。なるほど、そこに着いた訳だ。
頂上には、ホテルもあり、レストランも、お土産用の売店まである。
教会が一つ。そのまわりに、大型の観光バスが3台停まっていた。なんと市内から からここまで登ってくるバスまであるではないか。 |
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天気さえ良ければ、美しいウィーンの街並みが見下ろせる筈だ。
ところが今日は、ガスが出てしまって遠くが見えない。
高いビルが薄っすらと見える程度だ。
観光客は、せっかくここまで来たのだからと記念写真を撮っていく。 世界中にどこでもある光景だ。 |
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風が強い。少しルートを戻ってレオポルドス山(Leopoldsberg:425m)
の頂上に登ってみる。ドナウ川から見上げる丘だ。その頂上に教会が建っている。
先週の登りでは、これは教会ではなくて、どこかのお金持ちの別荘かと思った。
ところが頂上に到着してみると、古い教会だ。側壁にはめられたガラスの一部は 破損している。風情のある教会だ。ここで昼飯だ。 |
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ここからの眺めはすごい。ドナウ川を見下ろせるとともに、ウィーン市内も
一望できる。
ガスはかかっているが、眺めはまずまずだ。天気の良い日に再訪してみたいほどの
素晴らしい景色だ。
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ホッヘンストラーセ(Hohenstrasse)を走る。相変わらずの石畳だ。
土曜日、道沿いのハイキング道は、多くのハイカーが歩く。
しばらくしてコーベンツルの丘に着いた。野外スポーツの基地らしい。 駐車場の横には動物園らしい一角がある。そこには子供が遊ぶ。子供の声がまわりに響く。 |
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自動車を離れて、ウィーンの街に降りることにした。
まわりはブドウ畑だ。自転車に乗るのがもったいない。
写真を撮りながら、ゆっくりと歩いた。
まだまだ、夢を見ているようだ。なぜ、今、私はここにいるのだろう。こうして 異国の地をサイクリングして廻る。人生はほんとうに わからない。明日のわが身がどうなるかも。腐らず、素直に進むことが、どうも 大事なようだ。 |
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