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昨日、グーグルの地図を頼りにこのホテルを捜した。そしたらまったく違う
ところに行ってしまった。ホテルがあるべきところは麦畑だった。
ベロップ(Veroppe)の工業団地内にあるということが分かっていたので、 工業団地に行ってみた。そしたら宿泊予定のホテルを見つけった。まあ、よかった。 ただ、一泊29?(3000円)の安ホテルらしく設備は最悪。朝食がブッフェ形式なので、 しっかりと恐らく普通の人の2人分は食べた。 |
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昨日に続いて、本日も快晴だ。何と運が良いことか。昨日登ったムシュロット山(1901m)を
背景にグルノーブルの街を写真に収める。
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グルノーブルの北にはシャルトルーズという地域国定公園がある。その入口に
バスティーユという昔の牢獄跡がある。テレキャビンでも簡単に登れるが、
今回は、しっかりと歩いて登った。
少し登るだけで、グルノーブルの街がしっかり見える。美しい街だ。 |
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そのバスティーユを抜けて、登山道に入る。すごい緑だ。
時折、視界が開けアルプスの山々が見られる。
今日、登らんと計画しているサンテナール砦(Fort Saint-Eynard)が視界に入る。 1300m級の山だが、結構な傾斜だ。 |
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その後バンス峠(Col de Vence:782m)まで下っる。そこから、いよいよサンテナール砦への
本格的な登りが始まる。高度が増加するにつれ、街がドンドンと小さくなり、遠くの
山々が見え始める。それにしても良い天気だ。
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ところどころの曲がり坂で、下界を眺めることができるが、それ以外は
落葉樹の森の中を歩き続けることになる。何となく、この風景、
日本の至る所にありそうな風景で、日本にいるような錯覚を受ける。
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実はサンテナール砦には、自動車で登って来られる。北の方から登る自動車道があるのだ。
午後2時過ぎ、砦のテラスは、自動車で登ってきた人たちの溜まり場になっていた。
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石灰岩が作る絶壁だ。この絶壁から落ちた人でもいるのだろうか、この絶壁の崖近くには
なんと有刺鉄線が張ってあった。これではさすがに事故もすくないだろう。
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標高1359mのポイントは少し離れたところにある。そこを訪れる人はほとんどいないようだ。
吸い込まれそうな絶壁の上から、グルノーブルの街を眺める。そして昨日登った山もだ。
なんか、下山するのがもったいない気持ちになる。
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バンス峠の茶屋に着いたのは午後3時過ぎだった。無性にアイスクリームが食べたくなる。
茶屋の前にアイスクリーム販売の看板が見える。店に入る。どこからかイビキが聞こえる。
イビキをかくオヤジを無理やり起こして、2?30サンチームのアイスを買う。20?で
おつりをもらうのが、ちょっと失礼だったかも。
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午後6時には、グルノーブルの街に帰ってきた。暑い。とても暑い。
昨日と同じように30度を越していることは確かだ。
午後9時20分のパリ行きのTGVを待つ。3時間以上の待時間だ。駅の待合室は、 冷房が効いていないのだろう。とても暑い。外は風が吹く。それが気持ち良い。 通りを歩く人々を眺め、時間を潰した。 |
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パリに登るTGVは最終便だ。北駅には午前0時28分に着いた。そして、地下鉄も
最終だ。アパートの最寄駅に着いた時は午前1時を過ぎていた。ひとどおりの絶えた街だ。
しかし、とても疲れた。長い2日間だった。2日で10万歩を歩いた。距離にして60kmだ。
山道を、、、。
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