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ベジエル(Béziers)から南下する。地中海側に近づく。まわりはブドウ畑が広がる。
途中、道沿いに壁という壁は全部落書きされた倉庫の前を通る。誰が描いたかしらないが、見事な絵だ。
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地中海に面した海岸は砂丘が発達する。早起きして散歩している人々がちらほら見える。
優雅なものだ。
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オルプ川(Orb)を越えて簡単に対岸に行けるものと思っていた。ところがそれらしき渡しが見当たらない。
川沿いで釣りをしていた老人のオジサンに尋ねる。
「対岸に渡るには、どうしたらよいものだろうか。」 「それは大変だ。川を数キロ遡ったセリナン(Sérignan)の街に橋がある。そこまで行かないとダメだ。」 「渡し船もないのか」 「かってはあったけどね。今は無いよ。残念ながら」 |
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ということで、オルプ川を遡ってセリナンの街までやってきた。
日曜日、街の中心には市場が立ち、結構な賑わいだ。
ちょっと早いが、パンとバナナとトマトで昼食だ。最近、やたらめっちゃら腹が減る。
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ドロノキの林のそばを走る。雪のように綿毛が舞う。鼻から気管支に、この綿毛が入ってしまうのでは
ないかと心配する。道沿いの草の上は、この綿毛が積もって真っ白になっている。不思議な光景だ。
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海岸沿いは、ほとんど起伏がない。単調だ。どこまでも同じ景色が続く。
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ちょうど葉をつけ始めたようだ。丘中にブドウ畑が広がる。
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なんとも不思議な光景だ。運河沿いの田舎道。強風に晒されて老松が独特の枝ぶりになっている。
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一本道をひたすら走る。夕方のせいか、誰も、サイクリストに出会わない。聞こえるのは風の音だけ。
とても寂しい夕方だ。
なんだか、このまままっすぐ進んでいくと、三途の川を渡ってしまうのではないだろうかと考えてします。
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サンルーシーの塩田群を横目に走る。まさに今でも現役で天日塩を生産しているらしい。
塩分を含んだ水を乾かす湖がとてもきれいだ。
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ポールヌーベルの海岸で、一軒のお店が開いていた。「やっているか」と尋ねたら
「やっているよ」との返事。「じゃあ、缶ビールを一つお願い」「さあ、どうぞ」とくれたのが
始めてお目にかかるハイネッケンの缶ビール。
夕暮れの海岸、だれもいない海を観て、ゆっくりと旅の終わりのビールだ。冷えている。これは最高だ。 |
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ナルボンヌ駅には午後9時過ぎに着いた。それでも2時間以上、電車を待たなければならない。
往復の夜行電車での旅。結構、疲れる。でも、来てみてよかった、今回の旅も。
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