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明日の4月15日(日)は、パリマラソンが開催される。
朝の7時過ぎというのに、もう凱旋門から放射状に延びるグランザルム通りは、
もう交通規制を始めている。そこをぬけて自転車で凱旋門に向け突っ走る。
凱旋門を背にふて腐れて寝ているホームレスを発見。堂々たるものである。 横をスクーターに乗った警察官が通過する。まったくお構いなしである。 |
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先週は復活祭で座れないほど電車が混んでいた。今日はガラガラだ。
若いカップルとボックスを一緒になったが、エペルネイの駅で降りていった。
それからは6人席を1人で独占となった。
向うは、パリの東150kmにあるビトレイ・ル・フランソワ(Vitry-le-François)の街だ。 |
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ビトレイ・ル・フランソワ(Vitry-le-François)駅は改築したばかりのようだ。
駅舎がとても新しい。駅前は、がらんとしている。
街に入る。まずは昼食用のパンを買うことだ。一番最初に見つけたパン屋さんに入る。 結構、繁盛している。ここで、一人のおじいさんが布製の買物袋を店の中に落としたまま 出ていってしまった。私はその袋を拾い、そのおじいさんを追いかけて渡した。早くも一日一善を済ませる。 |
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ビトレイ・ル・フランソワ(Vitry-le-François)は、シャンパンの街だ。
その街の北に、標高206mのフーシュ山(Mont de Fouche)が聳える。南斜面は
ブドウ畑だ。その山に向って登り始める。
周りに畑が広がる。その畑一面に石灰岩の白い小石が散らばっている。 何か、幻想的な雰囲気だ。 |
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しかし、この美しさはどうだろう。どこまでも続く畑、そして
そこを貫く1本の道。こんな風景の中をサイクリングできる幸せを感じる。
もう、何もかもにこだわることのアホラシサに馬鹿らしくなってきた。
このまま、この風景の中の一部になって、死んでしまいたい気持ちだ。 |
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リスという村に迷い込む。チリ一つ落ちていない綺麗な村だ。
先週は、フランスで最貧の町を訪れたが、それとは対照的な風景だ。 |
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空に雲が浮かぶが、天気はまあまあだ。寒くのなく暑くもない。
ここらあたりの丘陵地帯はアップダウンもそんなにない。足に優しい地形だ。
菜の花畑は8分咲きくらいだろうか。最近寒いせいか、 満開まで、もう1週間から2週間はかかるようだ。 昼下がり、ゆっくりと自転車を漕ぐ。 |
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シャンペン産地を抜け、一路、今夜の宿泊地であるバールデゥック(Bar-le-Duc)
を目指す。地形は丘陵地帯から平準地帯に代わる。まわりの風景は、
とても単調。いくら走っても前に進まない印象だ。風は少し、追い風だろうか。
空高くにあがり、ホバーリングして鳴き続けるヒバリがうるさいくらいだ。
ちょっと、天気が下り坂だ。前方に黒い雲が見えだし始めた。 |
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フランスの道路を走ると、この教育的交通標識をよく目にする。
制限速度をオーバーして走ると、ニコちゃんが怒り顔になり、それ以下だと 笑い顔になる。この教育的交通標識、実は、自動車だけではなく自転車の速度も測定してくれる。 当然のことながら、制限速度をオーバーすることはないので、いつも 笑顔で迎えてくれる。また、この笑顔がかわいいのである。 |
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