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春分の日も過ぎた。途端に昼が長くなった印象だ。
今日、明日とパリから南東に300km離れたディジョン(Dijon)に遠征だ。 天気予報は両日とも快晴だ。今回の走りは期待できる。 |
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ディジョン(Dijon)の町に直接行ってしまうのも味がない。
せっかく自転車を担いでいくのだからと、ロームス駅(Venarey-les-Laumes) で途中下車した。列車の走行時間にして、30分手前だ。 駅前で、自転車を組み立てていると、70歳過ぎのおばあさんが声をかけてきた。 「フランス語を話せるか。」 「言っていることは理解できますよ。」 「どこから来たのか。」 「パリから。」 「いやいや、それはわかる。その前はどこから。」 「日本だよ。」 「太陽の国か。」 「どこに行くの?」 「セーヌ川の源泉まで行く予定。その後、Dijonまで。ここからDijonまで30km位かな」 「50kmから60kmは、あるよ」 と、おばあさんとの会話は、なぜかブルゴーニュのワインに話になり、 邪魔しちゃ悪いからと、会話をやめて立ち去った。 しかし、Dijonまで、50kmから60kmもあるとは驚いた。 午前10時半に自転車でスタート。結構、辛い一日になりそうな予感だ。 |
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パリ近郊ではありえないことだ。村で遊ぶ子供達とすれ違う。すろと
皆が皆、大きな声で、「こんにちは(Bonjour)」と声をかけてくれる。
たったの一声だが、なんと気持ちの良いことだろう。 |
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快晴の空の下、うららかな春の風が吹く中を走る。
これがあるから、やめられないのだ。 |
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正午過ぎ、セーヌ川の流れ始めに着いた。写真は、セーヌ川にかかる最初の
橋であるポール・ラマルシュ(Paul Lamarche)橋だ。
橋の名前の由来が面白い。近くにあるサンジェルマン・ソース・セーヌ村で、ずっと101才まで、生きた ご老人が亡くなられた。それを機に、1970年代に造られたという。 |
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ここからセーヌ川に沿って、河口のルアーブル市まで,
総延長830kmの散策道(Sentier de la Seine)が続く。
地図で読み取る限り、ここの標高が480m位だろう。やはりセーヌは大河だ。 ちなみにパリの辺りで標高60m位だ。 |
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走りの途中で休憩する。見晴がすこぶる良い。
気温は3月下旬なのに、摂氏20度を超えているだろう。 時間の流れを遅く感じる午後だ。 |
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今回の遠征前に、自転車を修理屋に出した。
前のディレイラーと後のブレーキの調整をお願いした。料金は3000円だ。 たったの5分か10分の作業なのに、ずいぶん高価だ。 前のディレイラーの調子はすくぶる良くなった。 しかし、後タイヤのブレーキは、やはりディスクブレーキとブレーキシューがぶつかる。 これではとても「プロの技」ではない。 |
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スーゾン谷(Val de Suzon)の豪快なダンヒルを降りる。その後は長い平坦道だ。
午後6時には、何とかホテルに入ることができた。 今日一日で50kmは、走ったかな。疲れた。 |
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