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パリから東北東に80kmにビリエール・コトレット(Villers-Cotterêts)
という街がある。今回はこの街にやってきた。昨日までは天気が良かった。ところが、
この週末は、雨または曇りという。
数日間の摂氏20度を超える気温で、森の新芽も すこし膨らみ始めたようだ。 |
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ルッツの森(Forêt domanial de Retz)を抜けると視界がパッと開けた。
霧がかかり遠くが見えない。しかし、人っ子一人いない田舎道を走る。 時折、パラパラと雨粒が落ちてくる。がそれは気にしない。 |
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フルテ・ミオン(La Ferté-Milon)の町に着く。廃城が小高い丘にそびえる
古い街だ。
街には、水車があり、その水車が回っていた。ウルク川(Ourcq)の水流を利用した 水車だが、残念ながらその回転のエネルギーは何も利用していない。ただ回っているだけだった。 その水車の隣に古い街並みが一つある。そこで、写真を撮った。石畳が似合う良い風景だ。 |
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フルテ・ミオン(La Ferté-Milon)城は、廃城だ。今残っているのは、
入口の側面だけだ。その城跡に、なぜか大砲が飾ってある。
先日、面白い話を聞いた。 それによると大砲の弾の届く範囲が時代とともに大きく変わってきたという話だ。何でも、 18世紀の後半で0.8km、19世紀の前半で1.2km、19世紀の後半で4km、 20世紀の前半で20km、それ以降は飛行機による空爆になり射程距離の意味がなくなったという。 面白いことに、この大砲の届く距離の進歩により、城の形も変わってきたということだ。 写真に写る大砲は砲身が長いから、多分、第一次世界大戦の時に使ったものかな。 |
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ウルク川(Ourcq)の支流にクリノン(Le Clignon)がある。そのほとりに
中世時代の宗教色の強い軍隊の司令部がある。
今は、この建物を個人が所有しているようで、中に入れない。
この建物の横に一人のおっさんが居た。この男、少し挙動がおかしい。 近くに飼われている馬を相手に話かけていた。そして、馬の写真を一所懸命撮っていた。 「この建物中にはいれないですよね。」と話かけた。「残念ながらね。」と 返ってきた言葉は正常だった。 それじゃ、「良い一日を」と言ってさよならすると、突然、持っていた一眼レフカメラで 私を撮った。一瞬だったので、戸惑った。でも、まあいいか。変人には関わらないのが安全の鉄則だから。 |
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ウルク(Ourcq)運河だ。パリから延々と東に延びる。
ここまで来ると、少し、川幅が狭くなっている感じだ。
後で知ったが、この運河沿いの道は、歩行者専用という。自転車走行は禁止だ。 あまりに走りやすかったので、知らずに数キロ走ってしまいました。ゴメンナサイ。 |
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午後の走りだ。天気は変わらない。
時々、雨粒が落ちてくる。
ビリエール・コトレット(Villers-Cotterêts)に向かう畑道、なぜか
ズキと右腰に痛みを感じる。ここ2週間程、多運動で腰に負担がかかっているのかも。
ということで、自転車を曳いて歩くことにする。広大な畑道、歩きでは、なかなか景色 が変わらない。 |
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