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朝目覚めとともに、窓の外を眺める。外は雨降りだ。昨夕の快晴の空が嘘のようだ。
毎日が晴れで上天気とは限らないが、雨の中のサイクリングは辛い。特別な 恰好をしなければ雨に濡れる。靴が濡れるのが辛い。 ホテルを午前8時過ぎに出発する。小雨が降り続く。少し、景色の良い 岡の上に登ってみることにする。遠く、森の中にお城が一つ。雨の中のお城。いいなあ。 |
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ドーブル(Deauvelle)と言えば、先日、先進国サミットを開いた街だ。
もともとは、お金持ちの夏の避暑地だ。今は、何といってもカジノで有名だ。 なんでも、欧州一の豪華なカジノを持つ街という。 その海岸は、雨の季節外れの日曜日のためか、人っ子ひとりいない。時折、 ジョギングを楽しむ若者がいる程度だ。 ドーブル(Deauvelle)は、競馬でも有名な街だ。そのためか、海岸沿いに馬が走る 道が作ってある。なんとも優雅な街だ。お金が有り余るほどなければ、恐らくこの街に 住むのは辛いだろう。 |
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ビレールスールメール(Villers-sur-Mer)に、ちょっとした沼地がある。そこを走る。その後、
その沼地の隣に恐竜を題材した自然史博物館がある。
雨足が強くなる。とても走れたものではない。博物館の軒下で、休憩を兼ねての雨宿りをする。 しばらくすると昼になる。腹がへりはじめる。 リュックからビスケット、リンゴそしてニシンのカンズメを出して昼食を始める。 しばらくすると、子ども数人と先生らしき引率者が前を通る。「大変申し訳ないが、建物中で、授業 をするので、そこをどいて欲しい」と声を掛けれた。 よくよくまわりを見回してみると、雨宿りをしていた場所は、課外教室の入口だった。 しかし、その先生、親切な人だ。「その隣なら良いよ。」と、追い出すこともなく、 わたしの立場をわかってくれた。良い人に会った。 |
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よく降る雨だ。一日中、降る。時折、雨脚が弱まるが、時に、横殴りの雨になる。
天気がよければ、海岸で散歩する人で賑わうのであろう。ところが今日は、誰もいない。 絶好の避暑地は、今日は雨だ。 列車で2時間、午後7時前にパリに帰ってきた。しかし、パリも雨降りだ。 全身びしょ濡れになりながら、雨の中を走って、アパートへ向かう。 人生、雨降りの日もある。ぐっと堪えよう。 |
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