|
暖かくなってきた。ちょっと前の凍えるような寒さがうそのようだ。
出不精になっていた。体調も少しすぐれなかった。アパートで運動もせずに、 酒ばかり飲んで腐っていた。年老いてからの不摂生は、体にすこぶる悪い。 久しぶりに血圧というものを測った。驚くように高い。こりゃ、お陀仏が近い。 別に死ぬのは怖くわないが、中途半端は勘弁だ。節酒、節食、断間食、多運動に努めよう。 午前11時にデーヴィル・ツルービルの街に電車は着いた。パリから2時間だ。 空を雲が覆う。あいにくの天気だ。 さすがに海に面した街だけある。カモメの鳴き声が空に響く。久しぶりの海だ。 |
![]() |
|
フランス映画で「冬のサル」という映画がある。聞いたことはあるが、観たことはない。
その舞台になったのが、ビエイビル(Villerville)という村だ。
ツルービル(Trouville)を抜け、ビエイビル(Villerville)に向かう海岸沿いの道を走る。 途中、雨粒が落ちだしてきた。道沿いにあった教会で雨宿りだ。古めかしく、しかしながら 味わいのある教会である。 ビエイビル(Villerville)の街の入口に看板が一つ立っていた。その看板には、この村が 「冬のサル」のロケ地だと書かれていた。少し、寄っていくことにした。 このあたり、海岸沿いがセーヌ川河口の自然保護区に指定されているからだろうか、 海岸沿いにはリゾート用の別荘が建っていない。とても落ち着いたよい村だ。 海岸を散歩するとともに、村の中を歩く。趣のある村だ。そのためか、 雨降りで季節外れというのに観光客もチラホラいる。 |
![]() |
|
オンフレール(Honfleur)の街を訪れるのは2度目だ。20年前に自動車で来た。
街の印象は残っていない。しかし駐車違反で1フランの罰金を取られた記憶がある。
街の中心街には高級な画廊とアンティーク店が並ぶ。街は、観光客を強く意識した様相だ。 この街の雰囲気は「ちょっと」と引いてしまう。 街のスーパーに入る。そこで、リンゴを4っ買う。 店員に挨拶したが、返事が返ってこない。買い物の品物量が少ないのか。それとも もともと、愛嬌がないのか。 |
![]() |
|
雨が降ったり止んだりの空模様だった。
オンフレール(Honfleur)の街は、早々に退散だ。 雨降りの合間をぬって、内陸寄りに向かう。 少し、海から離れた村々を訪れてみたくなった。 走りの途中、雨が止む。しだいしだいに晴れ間が拡がる。 気が付いたら、雲一つない空だ。 牧場境のポプラが、水をたっぷり含んだ牧草の上に長い影を作っている。この天気、 いつまで続いてくれるのだろう。天気予報では、明日は雨とのこと。 |
![]() |