|
リヨン駅を列車は午前9時過ぎに出発した。
パリを抜けると、あたり一面が霧だらけの田園地帯を電車は突っ走った。 2時間程走ってリヨン駅を抜け、そしてバランス駅を通過したあたりから、青空が見え始めた。 エクサンプロバンスは、見事な冬晴れだ。北と南で、こんなに天気が違うのかと思うとびっくりだ。 太陽を求めて南仏までバカンスに降りてくる気持ちもわかる。 |
![]() |
|
ブドウ畑を右手に見て、プロバンス地方を走る。
家の作りと色合い、背の低い松の多さ、石灰岩が作る特徴的な崖、南仏を走っているのだなあという実感だ。
プロバンス地方のワインは、実は、とても気に入っている。値段の割にコクがあって美味しい。 以前、通りすがりのワイン店で、半ダース(6本)のワインを買った。名前を忘れてしまったが、 それが結構、美味しいかった記憶がある。変なことを思い出した。昔、ここらあたりでは、ワイン店に瓶を持っていくと、テーブルワインを自動車の 給油器を使って、瓶詰してくれた。懐かしい記憶が蘇った。 |
![]() |
|
フランスの至る所に水道橋が残っている。古くはローマ時代のものから、新しいものでは19世紀に
造られたものまで時代は様々だ。
19世紀に作られた水道橋も、基本はローマ時代と同じで,とても美しい。 今から行く水道橋はエクサンプロバンス駅(TGV)の北5kmぐらいのところにある。 TGVの窓からも、一瞬だが、全貌を眺めることができる。 午後2時過ぎ、その水道橋を見上げるポイントに着いた。下から見上げると、上に展望台があることが わかった。そこに人間が豆粒のように見える。 そこまで登ってみることにした。 道はダートだ。サイクリングに持ってこいの道だ。道路沿いに背丈の短い南仏独特の松林が広がる。 |
![]() |
|
この水道橋は現役だ。19世紀の半ばに作られ、今でもローヌ川の水をマルセイユに
供給している。正直、マルセイユ市にとっては命の水である。
幸いにも、戦争の被害を免れたようだ。とても立派で、まわりの風景とよく調査している。 大きな地震の起こらない国を実感だ。 展望台には何もない。転落防止の柵もない。「落ちたらあなたの責任」と、まさに 自己責任社会のフランスならではの光景だ。 |
![]() |
|
宿泊したホテルは、結構、しっかりしている。自炊ができるタイプで、一泊50ユーロちょっと、
日本円で6千円程度かな。宿泊した部屋は地上階で、天気がよければ、外での食事も可能だ。
季節外れのせいか、宿泊客は少ない。エクサンプロバンスの街から、すこし離れているのが
難点だが、このホテルはおすすめである。
ホテルの名前は、La Bastide du Roy Renéだ。 |
![]() |