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午前7時26分、オーストリッツ駅始発でツール市方面行きの電車に乗った。
1週間前の14日と同じ出発電車だ。今回の行先はブロア市(Blois)まで。
先週は、電車が出発してしばらくして太陽が昇ってきた。今日は、電車が1時間近く走って オルレアン市を過ぎた後に太陽が顔を出した。ずいぶん、一週間で日の出が遅くなるものだ。 夜が明けると田畑に霜が降りているのが見える。 もう、冬だ。 |
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電車はブロアの駅に午前9時過ぎに着いた。ここでトラブルが発生する。
駅間で例によって、輪行袋から分解した自転車組取り出して組み立てを始める。 ところが、チェーンが絡まってしまい、どうにもうまく行かない。 すると一緒の電車に乗ってきた国境警察の警察官3人が横を通りすぎた。 なにがなく挨拶をする。 10分、20分と格闘するが、どうにもこうにもチェーンが絡まってしまい うまく行かない。 すると、さっきの警察官3人が、またやってきた。「どうした?手伝ってやろうか」 と私の自転車を慣れた手付きでいじり始めた。「これは、知恵の輪だな。」と言いつつ、 一所懸命、警察官3人が私の自転車を治そうと加わる。 4人で、いろいろと考えるが、うまく行かない。 結局、警察官は午前9時42分の電車でパリ行きの電車に乗る必要があるからと、 「申し訳ない。」の言葉を残して立ち去っていった。 親切な警察官である。ありがとう。 結局、自転車は10時前に治った。ディレイラーが、1周回っており、その歪みが、チェーンに 移っていた。長年のサイクリング歴を誇る私も、こんな単純なことに気付かなかった。無念。 |
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モンテル(Les Montils)の村には、12世紀頃に建てられ、宗教戦争の頃に破壊された城壁の
名残が残っている。
村の中心地である教会の近くに、その城壁の一部が再建されている。フランスを旅していると、いろいろな場所で驚かされる。 この城壁もそうで、あまりに絵になる景色なので、見とれる。 土曜日、人通りも少ない。この石門、ホッと昔にタイムスリップしそうな気配である。 |
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同じモンテル(Les Montils)の村で、すごい洋装品店を見つける。
日本でも田舎を旅すると、こんなすごい店を、たまに見つける。 しかし、フランスでは意外に珍しい。 1950年代か、もっと昔なのだろか。なぜか郷愁を感じる店だ。 |
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このボールガルド城は、「庭が美しい」ということを聞いていた。したがって、
入場券は、庭だけのモノを買った。
ただ、残念ながら、セールスポイントの庭は、盛りの季節を過ぎていた。花は散り、 葉は、霜のせいか、土色に変色していた。あと、1か月、早く来るべきだった。 お城見物を終えて、まだ日が高いのでスレット(Cellettes)の村をポタリングする。 畑で、熱気球を上げる作業をしていた。夕方になって風が凪いだのを狙っての発進である。 熱気球の打ち上げ係員は、出発していくお客さんに、大きな声で「ボン・ボヤージ」と言って、 空に向かって上がっていくゴンドラを見上げていた。 この大らかさ、いいなあ。 |
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