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予約がいいかんげんなホテル
昨日は、午後6時にホテルに着いた。田舎のホテルだ。モーテル形式のホテルだ。
受け付けには、愛想のない50才過ぎのおやじがいた。「予約してある者だが、」 というと、「お前の名前は、予約表に無い」という。 そんなことはないだろうと言って、インタネットの予約コピーを見せる。そのおやじは、 何度も、それを見つつ、何時、どのサイトで予約したのか、シツコク聞く。 結局、部屋は確保してくれた。そうならそうと、最初からそうしてくれと思った。 夕べは、かなり強く雨が降った。何度も雨音に起こされた。幸いにも、今朝は、雨が落ちてきていない。 今日は、雨を覚悟しての走りだろう。毎日が良い天気とは限らないからなあ。何かと同じだ。 |
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フランスは大したものだ。いろいろな所にサイクリング道がある。自転車乗りに優しい国だ。
メッツ(Metz)に向かう自転車道を走った。最初、道路上に小石が落ちているかと思った。 よくよく見てみると、それはカタツムリだった。養殖で逃げたかもしれないが、一応野生だ。 まわりの草むらを見回してみると、そこらじゅうに子供のカタツムリがいた。夕べの雨のせいか、 どっと動きだしたのだろう。フランスのカタツムリはエスカルゴ料理になってしまうから大変だ。 |
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こちらの人は、Metzを、「メッツ」ではなく、「メッズ」か「メッス」の中間のような発音をする。
ひとつ賢くなったか。 そのメッツの大聖堂は圧巻だ。なんといっても、その背丈の高さがすごい。 なかに入って、ステンドグラスを見上げると、首が痛くなるほどだ。 入口に物乞いがいた。これは残念だ。失礼だから写真を撮れない。 |
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薬局のガラスに張ってある写真だ。この後ろ姿が、妙に色っぽい。
この通り、結構、人通りが多いので、このポスターをじっと眺めていると、変質者に 思われてしまう。さっと、写真を撮った。でも、これも変だな。 |
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夏の日曜日の午後だけ走るという電車だ。乗客は子供連れの地元の人たちだ。
なんでも、1950年代に走った「PICASSO X3837」という電車だそうだ。運転席が、 なぜか、天井からとびだしたところにある。変わった電車だ。 横断歩道の上から、この電車に向かって手を振った。 すると電車の運転手は、汽笛で、「ポピー」とお返ししてくれた、なんとも優雅な世界なことだ。 電車の走行風景(PICASSO X3837) |
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