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この民宿(ホテル)は変わっている。毎晩、翌朝の朝食の希望用紙を提出することになっている。ベーコンにするかソーセージにするか、また卵は焼くかスクランブルエッグに
するかなどなど、細かい注文をする。そして翌朝は、親切な女将が、コーヒーにするか紅茶にするかなど、いろいろと気を使ってくれる。
また、わたしが一人でいるのを知っているせいか、やれ、昨日はどこへ行った、今日はどこへ行くなど、質問攻めである。ちょうど、毎朝、15分間の英会話レッスンを しているような感じだ。部屋も綺麗だし、いつも満室なようで、朝食時は食卓が一杯になる。 ここは良い民宿だ。ちなみに、民宿の名前は、「The langbury」という。 | |
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その民宿のおやじは毎朝、本日の天気を知らせてくれる。
「今日は、雨が降り出す。午後、少しは良くなる」とのことだった。
であれば、午前中は移動して、約80km南にあるダルトムア国立公園まで足を伸ばすことにした。 雨の中の田舎道を、ひたすら南に向かって車で走る。 | |
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午後になった。天気は好転し始めた。雨は落ちてこない。原野を走る。風が強い。向かい風は辛いが、追い風はラクラクである。
このダルトムア国立公園は、至るところに石の遺跡が残る。なんで、こんな原野に、遺跡を残すのだろう。原野だから、たまたま、今の世の中まで残っているのか、 或いは、わざわざ原野の中の作ったのか。疑問は頭の中を駆け巡る。 | |
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ポストブリッジ(Postbridge)という村に面白い橋がある。と言うか、この橋しかない村だ。中世から使われていたという橋は、石を積み上げただけの簡単なものだ。
実際に、橋の上に立ってみると、意外に頑丈だなあと感じる。こんな、薄い石を、山のどこから持ってきたのだろう。さぞかし、大変だっただろうなあ。 これを作った時の苦労が偲ばれる。 | |
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このダルトムア国立公園の北は、軍事用の訓練地として使われているとの掲示板が掲げられていた。何でも、1900年代から訓練地として使われているとのことだ。
訓練期間中は、高いところの丘に赤い旗が掲げられ、国立公園の奥地には入れない。
たまたま、今日は、旗が掲げられていた。 近くの丘に登り、国立公園の奥地を眺めた。ずーと見渡す限り原野が続く。中に入って行きたい衝動に駆られる。 | |
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