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ドュルー駅にやってきた。昨日の終点だ。今日は、そこから始める。違うのは、今朝は、寝坊しなかったことだ。
リズムが2時間早い。今日も、上天気の予想だ。この時期に、しっかり春を満喫しないと、春はすぐに行き去ってしまう。ちょうど
人間の「若さ」と同じだ。
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静かな落ち着いた御城だ。でかくもなく派手でもなく、ちょうど良い大きさだ。お城の中は、係員の案内もなく、
自由に入れる。中には、誰もいない。なんと、性善説に基づいた御城なことか。
このお城の特徴は、20メートルにも高さの所にある水路だろう。17世紀に造られたとのことで、今は、朽ち果てているが、 なんとか、一部が残っている。そこがまた良いところだ。 ただし、この水路の真下には行けない。城の庭の半分がゴルフ場になっており、そこまで行かないと辿りつかない。 まあ、近くから見ても、なんの変わりもないが、少し、残念だ。 |
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もう夏である。汗を結構かく。日向での自転車漕ぎは大変だ。日焼けに用心して長袖のシャツを着てきたが正解だった。
手首の所が少し直射日光を浴びるが、この程度ならばなんとかガマンできる。年取ってきたから、注意が必要だ。
でも、この一本道はすごいなあ。こんな道をサイクリングできるとは、嬉しい限りだ。 |
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畑は、黄色と緑の1色だけだ。菜の花と麦畑。言い方を帰れば、食用油とパンかな。
この風景、いまに始まったわけではないだろう。少なくとも、ここ何十年かは、春になれば、このような風景になっているのだろう。 私が、小学生の頃も、新婚生活を送っていたころも、会社で働いていた頃も、ずっと、こうだったんだろう。これからも、 春が来れば、この景色が、畑に拡がるだろう。当然のことながら、私が居ようが居まいが、今後も同じだろう。 |
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途中で水筒を落とした。自転車の水筒入れに入れておいたが、気が付いたらなかった。この暑さの中、これは厳しい。
ランブイエまで走ることにしていた。道端表示で、残り10km、残り5kmとランブイエの街までの距離は減っていく。逆に、 汗とともに、喉の渇きは、どんどん増していく。ランブイエの駅前の喫茶店は、何度も入ったことがある。そこまで、 ガマンと思う。もう、頭の中は、乾いた喉を通っていくビールのことしか、考えていない。道端に咲く、菜の花など、 もうどうでもよくなった。足漕ぎのピッチに合わせて、「ビール、ビール」と声を上げながら、自転車を漕いだ。 そして、とうとう、目的の店についた。いつもの背の低いおばさんに、ビールを頼む。しばらくして、そのおばさんは、山盛り一杯 のビールを持ってくる。そして飲む。グイッと一気飲み。頭の脳細胞が水素爆発だ。 恐らく100万個ぐらいの細胞が、ブチブチと一気に死んだよな、どえらい快感を感じた。 |
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