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昨年2月にコルシカ島を訪れた。その時は、島中に、ミモザの花が咲き誇っていた。
「春を告げる花」と呼ばれるように、1月になり、咲き始めるようである。淡い黄色が、なんとも言えず綺麗である。
今は、12月だ。まだ、少し早いとは思いつつも、ミモザの花を探す。そして、道沿いに、ついにこの花を見つけた。 |
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ポルトベクソー(Porto-Vecchio)の北西に、フィナジア(Finaggia:標高1058m)山がある。
地図によれば、その山頂ちかくに、オペダル(Ospédale)という村がある。なんとなく、ここに行きたくなった。
ということで、朝、8時30分にホテルを出発する。
標高0mから1000mまでの登り。結構、これは辛く、ほとんどが押し登りで攻める。
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正午、オペダル(Ospédale)の村に着いた。
3時間、延々と登ってきた。人影少なく、寂しい村である。家壁は、ほとんどが花崗岩だ。
村の教会近くに腰をおろし、下の街で買って持ってきたサンドウィチと水で昼食を済ませる。 標高も900m近くまであがってくると、少し、寒さを感じる。周りの景色を彩る植生も、高さに応じて、姿を変えていた。 その変化が、とても面白かった。 村の中には、レストランと民宿が1軒あるが、今は季節外で、閉鎖中の様子である。しかし、この村の人々は、何をして生計をたてているのだろう。 |
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サイクリングの醍醐味は、自分が走ってきた道を、しみじみと眺める感慨を感じることである。
特に、ヒルクライムは、この気持ちが強い。展望台からは、ホテルのあるポルトベクソー(Porto-Vecchio)の旧市街、
昨日、走った半島の輪郭が手に取るように見える。3時間、苦しみに耐えてたどり着いたこの地を離れがたいのである。
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峠を越えると、松林になった。道路脇には、いつ積もった雪なのかはわからないが残雪が見える。
平らな道を、走り続ける。
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地図上には、結構、大きな湖が拡がっていた。最初、これが人造のダムとは知らなかった。
対岸の森と花崗岩が造る岩山が、「霧の摩周湖」ではないが、神秘的である。この景色の中にいるのは自分だけなのである。 自分、ただひとりで、この素晴らしい自然を独り占めにしていることを思うと、ここに来てみて良かったとなあと考えた。 |
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