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日が短くなっている。以前は、朝6時前には明るくなっていたが、今は、薄暗い。
どんどん、寒くなるとともに、夜明けが遅くなっていく。
明け方、雨が降っていた。しかし、天気予報では、天候は回復するとのことだ。 かまわず出発だ。電車に乗っているうちに、晴れ間が雲の合間から見られるようになった。 今日は、ムーラン(Meulan)の町の北に広がるベッサン(Vexin)国定公園を走ってみることにした。 今日の昼食用に、ムーラン(Meulan)の街で、チョコレートパンとレーズンパンを買った。 |
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テサンクール(Tessancourt)の街を西方面に向かって抜けると高台に出る。
そこには見渡すかぎりの小麦畑が広がる。その真ん中に田舎道がある。
こういう田舎道を自転車で走ると、ほうんとうに、サイクリングは楽しいと思う。
写真にすると、距離感と遠近感が喪失してしまうが、この広さはすごい。 聞こえる音は、風の通りすぎる音と、小麦の切り株に住むバッタの羽音だけだ。 |
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セランクール(Serancourt)の街の中心に教会があり、その教会の隣に、ちょっとしたレストランがある。
昼下がり、少し喉が渇いたので、このレストランに入った。
さすがに、ウィークデイのこの時間ということもあり、常連酔っぱらい客はいない。カウンターのお兄さんに、ビールを 一杯をお願いした。コヒーより、やっぱりビールだなあ。 隣の教会横にベンチがあり、そこで、老夫婦が日向ぼっこをしている。 そう、もう、日向ぼっこが似合う季節なのだ。 |
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どこの街や村を訪れても、教会はしっかりと管理されている。
ちょうど、日本の神社が、うまく手入れされているように、ここフランスも同じようだ。
テレビでは、金銭的な問題から教会の管理がうまくできなくて売りに出され、レストランなどに 使われているとの話も聞く。 ここ聖セブラン教会は、地域の歴史遺産ということで、しっかり管理され、見た目とても綺麗だ。 |
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旧石器時代のお墓だそうだ。地図を見ていたところ、ブリュエル(Brueil-en-Vexin)の街の
近くに「la Cave aux Fées」という石器時代の歴史遺跡マークを見つけた。
大層、仰々しいものかと思って、現地に行ってみると、なんのことはない、掘りが1つあるだけだった。周囲には フェンスがしてあるが、全て倒れている。 普通、このような歴史的な建物の周りには、説明文を提示する看板が立っているのであるが、それも見つからない。 アパートに帰って、インタネット調べた。 そして初めて、これがお墓であり、18世紀に、住民によって発見されたことを知った。 しかし、せっかくの遺跡なのだから、もうちょっと、しっかり管理すれば、良いと思うのだが。 どうも、フランスは、旧石器時代の遺跡に対しては、冷たい。 |
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ムーラン(Meulan)の町に帰ってきた。そして、午後4時12分のパリ行きの電車に乗った。
疲れがドッと出て、眠りに陥った。ところが、どこかの駅を過ぎたあたりから、日本語らしき言葉が聞え始めた。
初めは、夢か現実かわからなかった。ところが、そのうちに、「ありがとう」というしっかりとした日本語が聞えた。 この言葉で、同じ車両に、日本人の集団が、電車に乗っていることに気付いた。 どうも、日本からの観光客ではなく、こちらに住んでいる日本人おばさんのグループが、遠足にでも来ているようだった。 しかし、フランス人のおばさん集団もうるさいが、日本人のおばさんも負けじと良く喋る。 なまじっか、言葉が100%判ってしまうことが良くないのかもしれない。 電車の中でウツラウツラと、昼下がりの昼寝を楽しんでいた多くの人々は、この集団の騒々しさに迷惑したにちがいない。 |
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