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ムヌシーの駅を降りて、ガイドブックに沿って進む。後ろから、フランス人のハイカー集団。フランス人は個人主義と言うけど、こと、ハイキングに限れば、
日本人以上に集団主義だ。でも、その中の一人のおばあさんに、あそこに、鳥が巣こもりしているよ。って教えてやったら、「あら、本当だ。」と言っていた。
他の、人たちも、「ほんとうだ、ほんとうだ。」と騒いでいた。
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ビライゾンの農家小屋を抜けると、またしても、「芸術家」の落書き作品に出会う。どことなく、昨日と同じ感じ。
この、何とも言えない幻想感が良い。
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ムーラン・ガランの街を抜けて、そして丘をひとつ越えると、エソンヌ川水系からセーヌ川水系に映った。
ポプラが川沿いに並ぶ大河。ボートを楽しむ人、カヌーを楽しむ人と、みんないろいろな楽しみを満喫している。
しかし、水がどちらに流れているかわからない大河だ。パリあたりでは、結構、水流が強いのになあ。
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ジョギング中のお嬢さん2人、お喋りにとても忙しい。フランス人は、ほんとうにお喋りが好きだ。例えば、ハイカーの集団。彼らが、後ろからくると、何か、ぺちゃくちゃと喋る
声が、集団を囲む蚊のように付きまとい。そして彼らに抜き去られると、そのおしゃべりの声は集団を包む蚊の集団のように去っていく。
いったい、かれらは朝から晩まで、歩きながら何を話しているのだろう。
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コルベイの旧市街。古い歴史のありそうないい街並みだ。街の中心にある聖スピール教会では、イタリア人らしい
カップルが結婚式をおこなっていた。みんな正装している。
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コルベイユでセーヌ川を左岸から右岸に渡る。貧民街を抜けると、ダートの田舎道だ。
まだ、5月の初めだというのに、もう、麦が穂をつけていた。はやいなあ。しかし、やがて色を変えてしまうのであろうが、
この緑はすごい。しばらく歩くと、少年たちが4人が橋の下でたむろしていた。声かけたら、元気だよ。って答えてくれた。
中国人かって聞かれたから、「そうだよ。きっと」って答えた。
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