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(横浜駅近く)
今年の夏は異常気象だそうで、7月末になっても梅雨が明けない。家を出た6時半ころは、太陽が見えていた。やっと梅雨が明けかなと思った。ところが京急戸部駅に向かう最中に、みなとみらいのランドマークタワーが、みるみるうちに黒い雲で覆われ始めた。大気が安定していない。 7月の日曜日、何度か走るチャンスはあった。ところがなんやらかんやら身の回りががたがたしていて、家に篭っていた。久し振りの走り、横須賀に着く頃には天気はよくなっていることを願う。 |
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(横須賀市大津)
京急の大津駅までは、各駅でのんびりと新聞を読みながら移動した。東京方面に向かうサラリーマンの方々とは、逆方向だ。ご苦労さま。最近、仕事上の人間関係でギスギス気味だ。上司との口論も多い。家にかえれば、妻とは、相変わらずのすれ違い夫婦。 このモヤモヤうっぷんをなんとかしたい。一人、自転車で、大汗かいて、徹底的に疲れて、ビール飲んで、ぶっ倒れるように眠りたいものだ。50歳近くになった人間の楽しみって何だろう。知人の数人は、もう鬼籍だ。あと何年、この季節を過ごすことができるのだろう。 |
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(横須賀市走水)
国道16号を、ただ走るだけではつまらない。三浦半島は、国道から外れて、民家沿いの細道を走るのがおもしろい。時に、昔懐かしい、絶滅寸前の店に出会うとホッとする。「氷」の案内の出た軒。店の中では、近所のおばさん同士が、世間話に華を咲かせている。こんな店、昭和30年〜40年代は、至るところにあったなあと、懐かしく思う。水曜日、 長引く梅雨、海水客もほとんどいない。
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(横須賀市浦賀近く)
「食堂」という響きに弱い。めったにみかけないなあ、この言葉。昼飯は、ちょっと早いが、この看板につられて「江川食堂」に入る。先客のアベックらしい二人が、ラーメンを食べていた。もちろん、何はともあれビールを注文。そしてラーメン定食。 ラーメンの味も、まあまあだ。変なラーメン専門店よりも素朴な味がして美味しい。ビールの火照りを醒ますてめに、ゆっくりと、漁港を散歩した。蒸し暑いが時折、涼しい風が吹く。時間がゆっくり流れる。 |
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