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横浜市 泉谷寺付近
20才台の頃にアフリカを放浪していた時期がある。2ヶ月ほどかけてコンゴ、カメルーン、ガボン、中央アフリカと4カ国を自動車でまわった。ジャングルでの食べ物と言えば、フランスパンとイワシの缶詰とバナナぐらいがせいぜいで同行したフランス人は、文句ばかり言っていた。 その頃に、屋外での食事と排泄の快感を覚え、いまでもそれが忘れられない。今日の昼は、ラーメンと蒲焼の缶詰とイチゴの盛り合わせだ。恋しい恋しいアフリカのジャングルを思い浮かべながら決して清潔とは言い難い駐車場の隅っこでメシを食べた。 |
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横浜市 泉谷寺
自宅のアパートから泉谷寺までは、自転車で20分〜30分だ。昨年の6月頃に来ていることからて再訪になるが、季節が違うことから、受ける印象はまったく異なる。寺の周辺は、都会の中とは思えないほどの緑があり、そして、これが私が気に入っている一つなのだが、ここを訪れる人がほとんどいないことである。ちょうど新芽が吹き出した木々に囲まれた森の中に佇んで、ゆっくりとコヒーを飲んだ。のどかな昼下がりだ。
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JR横浜線 小机駅付近
ここ1年半ほど、かなり気を入れてサイクリングに精を出しているが、大きな転倒は一度もしたことがない。ある意味でラッキーだったのかもしれない。でも、やっぱり、その時が来てしまった。新横浜方面を目指して走っている最中で、JR横浜線の小机駅近くにさしかかった時だ。下り坂で、結構なスピードが出ていて、よせばよいものを、車道から歩道に入ろうとした。 段差が10cmもないことから、これぐらいなら大丈夫だろうと判断した。ところが進入角度が鋭角過ぎてタイヤが段差を登りきれずにスリップして自転車が転倒、体は歩道に放り出された。その際に、左肩と胸を地面に強く打ちつけた。息ができないほどの痛みが走り、吐き気をもよおした。幸運にもしばらくうずくまっていたら、なんとか痛みはなくなった。 |
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横浜市 神奈川区片倉町
花が狂ったように早咲きを始めてしまい、もうツツジが満開だ。まだ、4月の初旬というのにだ。空は、晴れ上がり、雨上がりの日差しを浴びたツツジの花と新緑が、まぶしいように輝いていたので、思わず写真を撮る。 大転倒の後遺症で胸のあたりが痛むが、昔の柔道で投げられた経験から推測して、この程度の痛みなら大丈夫だろう。「転倒の数は、サイクリストの勲章の数」と誰かが言っていたが、痛いのはたまらん。この文章を書いている今も、左胸が痛い!トホホ。 |
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