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(県道保田鴨川線)
今日は、5万分の1の地形図(那古)上で見つけた「木之根峠」を目指す。この峠は、かっては鴨川と木更津を結んでいた峠であったと予想する(物知り風に、格好つけて書いたが、根拠はまったくない。おじさんのアテズッポ)。 横根峠を越えても雨がパラつく。晴れて欲しい。金谷港から横根峠までの道のり約15Kmは、すでに一度走ったことがある。したがって、ノンストップでハードに走ってしまったが、この影響が午後の走りに出てしまった。ここからは、いつものように、「おじさん仕様」のゆっくりランで進むこととする。 |
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サイクリングをしていると、度々、道路沿いで「直売所」を見かける。自転車は、持って走る荷物が限られることから、まあ買うことはできない。したがって、大体は、通りすぎてしまう。ところが、横根峠を越えて数キロ行くと、どう見ても地元としか見えないオジサン、オバサンの人だかりが、直売所の前にできていた。「いったいなんだ」と思い中を覗いた。 「なるほど」と思った。レタス、中国菜、シイタケ、大根、インゲン等々、ビニール袋に入れて100円で売っていた。全てがすべてではないが、「100円ショップ風」直売所を目指しているようだ。家に帰って、妻にこの話をしたら、「それは安い。なぜ、買わなかったのか」と叱られた。そう言われても、・・・。ダイコンを背中に背負い、葉っぱをひらひらさせて、ロードレーサーに乗るサイクリストなど見たことがない。 |
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結論を先に書くと、「木之根峠」の道標は見つけられなかった。地図を頼りに、ダート道を、歩き押しで進んだ。そして、それらしき分水嶺を見つけ、恐らく、この辺りではという所まで行った。が、道標は無かった。 どうもサイクリストには、一つの期待があるようで、やはり「道標」が無いのは寂しい。成り金的なのは、興ざめだが、朽ち果てる寸前の杭や、あるいは苔の生えた小さな石碑に、目的とする峠の名前が、刻んであれば最高なのだが。 その代りに、写真のような朽ち果てる寸前のワラ葺き家屋を見つけた。 |
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昼食の後、山中林道に入る。ほとんどがダートの荒れた林道で、崖崩れのために、一部、通行止めになっている。途中、畑帰りの90歳近くと思われる腰の曲がったおばあさんとすれ違う。すれ違う際に「砂利道で、危ないから、気をつけて」と声をかけられる。見かけのわりには、しっかりしたおばあさんだった。「ありがとう」と返答した。ほんとうにありがとう。 午後になり、空は晴れ渡り、最高の秋晴れとなった。紅葉には、まだまだ早いが、太陽の光を反射する木々の緑の深さは、雨上がり故にすごい。田んぼの畦道に座って、風にゆれる竹やぶを眺めた。かなり離れているのに、笹の擦れる音が聞こえる。ボケーとして、それを眺め続けた。あまりにも、ゆっくりと過ごしたために、帰る予定のフェリーを逃してしまった。今日は、大満足の一日! |
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