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デジカメが故障中で使い捨てカメラを使うが写りは最悪だ。スキャナーの調子も良くない。せっかくの憂そうとした森も、迫力なしの写真になってしまった。 三崎口駅から南へ数キロ走ると開発された台地の中に突然未開発の沢に出くわした。こんなすばらしい森が三浦半島にあるとはビックリ。沢を登ってくる気持ちよい風と風と一緒に束になって聞こえてくるミンミンセミとツクツクホウシのセミの声が何とも言えない風情をかもし出している。いつまでも大切にしたい風景だ。 三浦市さん、何時までもこの景色を大切にしてください。 |
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(柳作付近)
三浦半島の先端は、地質図案内によれば三浦海食台地と呼ばれており、標高20メートルほどのなだらかな台地が広がっている。台地の上は、そのほとんどが畑に開発されており、畑の間を、軽トラック一台がやっと通れるぐらいの道が至るところに走っている。これが、サイクリングするのに絶好の道なのだ。 夏の収穫(スイカ?)を終えた茶色の土をさらけ出した畑と周辺の木々との緑がうまくマッチしている。時折、雲間から日が差す。太陽に照らし出された濡れた田舎道をゆっくり走る。気持ちが良い。来てよかった。 |
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(大畑海岸)
ほんの2〜3週間前までは、人でごった返していた海岸も、今では誰もいない。台風が近づいているせいか、こんな時に海岸に来る人などいないのか。バーベキューの焼肉の臭いに充満していた海岸も、今では、いつものように波がよせては返している普通の海岸風景だ。9月になり、三浦の海も落ち着きを取り戻した 剣崎灯台を経て毘沙門に向かう。 |
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遠くに風車が見えてすぐに風力発電用のプロペラだとわかった。どう見ても無機質の灰色を曝け出す巨大なプロペラは、三浦の風景には異質に映る。まあ、なんでまた、こんな見苦しいものを美しい風景のど真ん中に立てるのだろうか。 決して効率が良いとは言えず、また壮観を台無しにしてしまう醜い風車を日本中に立てるより、原子力発電所を一ヶ所に集中的に立てた方が、うんと自然に優しと思うのは私だけなのだろうか。 |
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