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保田駅から東に曲がり海岸線を離れるとビックリする光景にでくわした。なんと稲刈りを終えた水田が目の前にひろがったのである。茨城にしばらく住んでいたので稲刈りは10月にするものと思っていた。そう言えば、自分が生まれた愛知県では、台風を避けるために8月の末に稲刈りをしていた。 夏休みの終わりと稲刈り、乾いた水田を見て遠い記憶が蘇った。 |
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一ヶ月振りの南房総。陽射しは強いが、秋の訪づれを実感する。まずは、セミの鳴き声だ。今では、ミンミンゼミとツクツクボウシのセミ時雨れだ。そして、群れをなして飛ぶトンボ。 道の木陰に座り、眼を閉じること1分間。遠くの山から聞こえてくるセミの鳴き声の塊に夏の終わりを感じる。 |
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(上佐久間)
夏の間は、ストーブを使わずにいた。どうも、暑い中で暖かい食べ物は今一つだからである。昼食は、道沿いの小さな雑貨屋で寿司と梨を買って、せっせと稲刈りに精を出す夫婦をみながら済ませた。雑貨屋のおばあさんは、私が品物を買ったことが、よほどありがたかったようで「ありがとう。ありがとう。」と繰返し繰返し言ってくれた。 上佐久間の堀田商店。 |
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「カメラの調子がおかしいな」と思ったら、レンズのところに、小さなゴミがくっついていた。ガラスの中に入っているので、どうにもならない。その結果が、左の写真だ。右上が、うっすらとボケてしまった。 佐久間ダムは渇水で、水がほとんどなくなっていた。水没した、かっての橋が、干上がった湖底に、横たわっているのが印象的であった。たしか、先週、大雨が降ったと思うのだが。 |
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