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夜が明けたばかりで、十分な光量がなく写真撮影は、失敗。道端に百日紅の太い木を見つけたので、写生をするが、突然鳴り響く鉄砲の音が、いやに気になる。写生を終えて、自転車に乗り始めると地元のおじさんらしき人が「どこさ、いくだ?道、わかるっぺ?」(と言われたと思うが)と親切にも、問いかけてきてくれた。はて、おじさんは、ワシが今、どこを目指して走っているのを知っているのだろうか。
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横川集落についた。そして、平成元年に廃校になったという横川小学校の跡地を散歩する。(現在は、校舎を集会所として使用)。どこからともなく、子供の遊び声が聞こえそうな、遊戯だけが残った校庭を歩く。100年間の歴史の中で、何人の人が、ここから巣立っていったのだろう。
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静かな集落だ。ときおり、遠くの方から、木を切る音が聞こえる。製材所でもあるのだろう。ダムができるということで、かなりの人が、この村を出ていったようだ。そんなことは、気にせず大規模な温室を建てる準備をしている人がいたが、採算合うのかな。 横川集落を離れ、出発点の常磐炭鉱バス停を目指して、大北渓谷をサイクリングしたが、紅葉の盛りは過ぎていた。残念。 |
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