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高萩駅裏の通りは、ひっそりとしていた。雲ひとつなく晴れ渡った空から漏れる
朝の太陽光線、これが太平洋側の冬の光景だ。気持ちがとてもよい。
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JR高萩駅から東に1kmも走ると海岸に到着する。白砂の美しい海岸だ。
散歩を楽しむ人を時折見る。皆、年寄りだ。
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高浜の海岸に到着する。だれもいない。落ち着いて観ると、結構、立派な景色だ。
水が澄んでいる。遠く、水平線まできれいに見える。何もせずにとおり過ぎてしまうのが
もったいない気持ちだ。
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知らない村を自転車でゆっくり走るとこれぞという商店を見つける。
こういう昭和のお店は、絶滅危惧種だ。外からみた感じ、農家用の
種あり、なんでも売っている感じだ。まさに、コンビニの原点だ。
日本中にあふれかえる近代的なコンビニも、そのうちに農家の多い地域に 立地する店は、こんな感じで畑用の種を売り始めるかもしれない。 |
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通りすがりのスーパーで買ったパンで、ちょっと早い昼食を取る。
風の少ない陽だまりをみつけ、くつろぐ。頭が、くらくらと回転する。
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旅は大津港に近づく。あの震災から、もう3年も過ぎようとしているのに、
海岸線は、かなり荒れている。津波が置き去っていったと思われる
ゴミも海岸に散らかっている。
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大津港に到着する。日本の港を訪問すると、あの独特の
雰囲気が感じられない。家々も、震災の影響か、ところどころ空き地に
なり、虫食い状態だ。家々は、新しく建てたであろうか、どれも新しい。
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県境の近くの平潟港に到着する。港の近くの町並みを散策する。
ここは、長閑だ。まだまだ木造の古い家々が立ち並ぶ。
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一軒の電気屋さん。なんと、電気屋さんなのに、お雛様を売っている。
店の奥には電気製品が並んでいるところをみると、人形屋さんと電気屋
さんを兼業しているようだ。これは面白い。
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空に雲が現れた。時折、太陽光線が遮られる。風も強くなった。
東京に向かう電車の中はガラガラだ。 駅前のコンビニでビールとおつまみを買って、電車に乗り込む。 例のごとく、人目もはばからず始める。このひと時が至極の一時だ。 電車の心地良い揺れで、すぐに眠くなり、夢うつつのなかで記憶を失った。 |
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