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午前4時45分の川崎発で熱海行きの電車に乗る。そのために今朝は、午前4時に起きた。
昨夜の余韻を残す川崎駅コンコース。
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午前6時過ぎにJR熱海駅に着いた。夜は、まだまだ明けていない。
ここで、気づいたことがある。当初、伊豆急下田駅まで行く予定だった。
ところが、青春18切符では伊豆急線は走れない。
ということで、急遽予定を変更してJR伊東駅で下車することにした。 |
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少し出発が早すぎた。JR伊東駅でコヒーで一杯飲もうと思ったが、駅の喫茶店は午前7時半まで
開店しないとの張り紙だ。待つのもあほらしい。まずは、伊東温泉の街をブラブラすることにする。
そしてしばらくして、9km西の冷川峠目指して出発する。
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幸いなことに修善寺街道を走る車はほとんどいなかった。祭日のせいだろう。
きつい登りに苦労するも、立ち漕ぎを繰り返して、やっとのこと、峠に着いた。
午前9時だ。どうだろう1時間程度を費やしただろうか。
峠の近で、歴史を語るような石仏や何かがないか周辺を探すも見つからず。見通しも あまりよくない峠だ。 |
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空はどんよりと曇っている。遠くに見える伊豆連山は、数日前に降った雪が残っている。
時より雲間から挿す日差しもどこか弱弱しい。寒い。冷える。
この季節、峠の下りは、寒くて辛い。
道沿いにローソンのコンビにを見つける。入って、コヒーを飲む。体が温まる。気持ちがよい。 気持ちを取り戻して出発だ。 |
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道沿いに縄文時代の遺跡にばったり出会う。寄っていくとにする。これを見ると
今のアフリカに行けば、なんのことはない、このような住居が一杯ある。
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午前11時を過ぎる。妙に田んぼの畦がきれいに整えられている村をとおりすぎる。「定林寺」
というバス停が近くにある。ここで、昼食休憩を取ることにする。天気は少し良くなってきたかな。
風のない陽だまりは気持ちがよい。
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細道にはいる。鈴なりになった柿の木が多い。葉を落とし、みごとな冬の風景だ。
地面にひとつ、その柿が落ちていた。すこし齧ってみる。あまくおいしい。これはいける。
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県道80号をどんどん進む。しだいに家が少なくなり森が多くなる。目指すは山伏峠だ。
登りの漕ぎが苦しくなると立ち漕ぎ、これを繰り返す。頭の後ろからドクドクと鼓動が聞こえる。
汗をおもいっきりかく。でも、耐え切れずに、結局は押し歩きだ。
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山伏峠に到着する。結構、苦労した。風のないところを見つけて一休み。ここはハングブライダの
練習場になっているようだ。
くだりの5kmも、とても辛かった。風で体が冷える。時々、下り道をとまって、体を温める。 その繰り返しだ。 |
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網代に着く。体が徹底的に冷えた。ラーメンが食べたいと思った途端に、目の前に
ラーメン屋が現れた。衝動的に中に入る。コーン味噌ラーメンを注文する。
まさに生き返るとはこのことと実感する。この気持ちの良さは、苦しさがあってこそのものだ。
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JR網代駅前には、午後2時半には着いた。駅前で小玉のみかんを山盛り買う。これで250円は
安い。とても得した気分だ。二つほどすぐに食べてみる。これはうまい。
さすがに静岡だ。
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