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日付: 2015年9月13日
場所: ロールの森(Rohrwald) 
地域: 下オーストリア州(Niederöstrreich) オーストリア(Austria)
訪問地: Harmannsdorf, Rohrwald, Oberrohrbach, UUnterrohrbach, Stockerau, Stockerau Au, Korneuburg, Leobendorf, Harmannsdorf


 


いろいろとガタがきている

 タイヤ幅が細いせいか、消耗がかなり激しいように思う。 購入して2年、結構、ハードに使っているので、そろそろ替え時だろう。 特殊なタイヤだから、ヨーロッパでは売っていないと思う。海外からのネット取り寄 せは面倒だ。まずは、前輪と後輪のタイヤ交換で何んとか凌ぐことが得策か。  

 後輪は一度もパンクしていない。ただ前輪は4回程パンクしている。チューブも、 そろそろ交換時だろう。 ディレイラ―は、フロントがローギアに固定されたまま動かない。これも修理が必要 だ。  

 いろいろと困ったことが起こり始めている。  

 

 


体調不良  

   9月になった途端に寒くなった。 先週の日曜日のサイクリングは、時折、雨がぱらつくなかでの走りだった。

 おなけに強い横風には悩まされた。風邪を引かないと自信を持って生活していた。 適度な運動と十分な睡眠時間の確保には、しっかり気配りしている。 それに栄養バランスを考えた食事を摂っている。 風邪など引くわけがないと思っていた。

 ところが、翌日の月曜日に体調が少しおかしいことに気付いた。 鼻水がでる。時折、くしゃみもする。    



 


村に一軒のゲストハウス  

   最近、良く考えることがある。それは、景色を撮る際の写りである。 経験的に、午前8時くらいから午前10時くらいが一番、良い写真が撮れる気がす る。午前11時頃から午後3時頃は、どうも水蒸気が大気の中に上がってしまうのだろうか、今一つ、ビシッと決まらな い。  

 オーストリアの村々には、大概どこにも、一軒はゲストハウスがある。ちょうど、 村の寄り合い所の役割を担っているようだ。  

 

 


まあ、よくぞ晴れ渡った  

 この週末は天気に恵まれている。今日は、雲一つなく晴れ渡った。遠くスロバキア の山々まで見渡すことができる。 夏が過ぎて、田園も衣替えのシーズンだ。緑が少しづつ少なくなり、茶色が多くなっ ていく。



 


ソ連軍とドイツ軍の戦い

   道沿いにソ連軍とドイツ軍の戦闘を記す碑が建っている。意外に知られていない が、ウィーン市の、特にその南部は、ドイツとソ連が激しい市街戦を行った。街の2 割は戦禍の被害を被ったとも伝えられている。70年が過ぎた今、何事もなかったか のように風が吹いている。 「国破れて山河あり」とは、よく言ったものだ。



 


マロニエの葉に観る今年の夏  

   ロールの森を抜けてウーバーロアバッハという村に着く。太いマロニエの木の下に ベンチがあった。ちょっと疲れた。ポットに入れて持ってきたコヒーを飲む。

 時折、マロニエの実が、ゴツンと言って地面に落ちる。当たりどころが悪いとケガをするの ではないかと思う。今年の夏は、暑い日が続いた。そのためか、葉の一部が日で焼けている。



 


結構、賑わっている街  

   ストッケロー(Stockerau)の町に着く。結構、大きな街だ。日曜なのに、街の中 心街のカフェは営業をしている。ちょっと入ってみることにする。

 街を散策する。鉄道駅近くに、ソ連軍の進駐を記する石碑が建っていた。このあた りも、戦中は、いろいろとあったようだ。石碑には、1955年の独立の際に結んだ協定 書の第何条に沿って、この石碑は建てられたとある。しかし、この石碑は、いたずら されることはないものなのだろうか。



 


ドイツ語が、ほんの少し理解できた  

   ストッケロー(Stockerau)の街で、雰囲気の良さそうなカフェを見つける。今日 は、急ぐ旅でもないから寄ってみる。店の中は、結構な人混みだ。どうもその雰囲気 からして、常連さんが、日曜日の朝に集まって駄弁っているようだ。

 エスプレッソとクロワッサンを頼む。チョコレートクロワッサンか普通のクロワッ サンにするのか聞かれる。このドイツ語はわかった。3.5ユーロ(約500円)なり。



 


緑でむせ返る森  

   ストッケロー(Stockerau)の街の南には、ドナウ川の氾濫原が作る森が広がる。 その森に、サイクリング道路が走る。

 今の季節、むせ返るような緑で森は包まれている。冬の 寒々とした枯野の雰囲気は想像できない。季節によって、自然はこうも多様性を呈するものなの だろうか。



 


ドナウ川堤防はすごい強風  

   ドナウ川に出る。さすがに大河である。東風がとても強い。川下に向かって、堤防 を走っているのであるが、完全な向かい風だ。自転車のギアを思いっきりローにし て、コツコツと走る。

 対向して走ってくるサイクリストは、皆、涼しい風で自転車を漕いでいる。空は、少し、曇っ てきた。