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日付: 2015年7月2日
場所: アイスランド北東部エジルススタディール(Northen east part of Iceland, Egilsstadir)
地域: アイスランド(Iceland)
訪問地: Egilsstadir(Camping site), Root 92, Root 953, Brekka, Return to Egilsstadir, Seydisfjordur, Return to Egilsstadir, Egilsstadir (Lyngas Guesthouse)


 


野宿は寒い

 外気温は摂氏7度。寝入りは寒くはなかった。 なぜか眠りが浅い。 数十分毎に目覚めた。 午前3時、どうしても熟睡できないので、車のエンジンを起動して暖を取った。 これが幸いしてか、次に目覚めたのは午前5時だった。まあ、良しとしよう。  

 昨日の雨がウソのように晴れ渡っている。良い写真が撮れそうだとワクワク感がたかまる。  

 

 


キャンプ場の領収書  

   宿泊施設で領収書を貰ったのは、このキャンプ場が初めてだった。 WIFI代金として400クローネ(約400円)が加算されている。しっかりしている。 ちなみに、キャンプ料金そのものは1300クローネ(約1300円)だった。

 街の給油所に行ってみる。うまく行けば、熱いコヒーが飲めるかもと淡い期待。 残念ながら、給油所の売店は閉まっていた。カードで給油を済ませて出発。今日は、 エジルススタディール(Egilsstadir)の町から東に延びる半島を散歩する予定だ。



 


ダート道を風景に合う  

   思うに、ダート道は周りの風景にマッチする。 一般的に舗装道路は、建設の際に周辺地形をかなりいじる。 ところが、ダート道は、あまり手をかけない。その分だけ、自然さが残る。  

国道953を東に向かう。一方通行の道だ。道路の先になにがあるのかと期待する。  

 

 


雪景色  

   峠に近くなるにつれて、雪渓が優勢になる。 7月というのに、まだ春は訪れていないようだ。  

 バイク2台とすれ違う。この先で野宿したのだろうか。 



 


峠は霧の中

   峠を越すと、そこは真っ白な霧の世界だった。 恐らく、吹く風が峠付近で冷やされるためだろう。 考えてみたら、U字谷は、霧を作る典型的な地形かもしれない。



 


ここは天国か  

   峠を抜けて海岸線付近まで降りる。とたんに絶景が広がる。緑も濃い。 これは夢のような景色だ。この景色が見らえるなら、本当、数十万円払って、 ここまで着た甲斐があるものだと思う。吹く風も快適だ。

 もしかしたら、ここは天国に一番近い場所かもしれない。

 

 

 


廃船とベンチ  

   波打ち際で朽ちているのは捕鯨漁船だろうか。その手前のベンチとの配置バランスがとても良い。 雨に濡れた芝が朝の光に輝いている。



 


人間を怖がらない羊  

   オーストリアに来て思うのだが、この島の羊は人間を恐れない。 野原で出会うとキョトンとした目で、私を見つめる。私も羊の瞳を見つめる。 見つめ合う時間は10秒以上続く。のどかな風景だ。

 7月、今年の春に生まれた子羊と思うが、もう十分に大きくなっている。 大体は、メス親一匹に、子羊が2匹くっ付いている。時折、メス親1匹に子羊一匹の パターンもある。これは恐らく、1匹した生まれなかったのか、あるいは成長の段階で 死んでしまったのだろう。



 


栄養補給  

   午後3時には、エジルススタディール(Egilsstadir)の町に帰ってきた。 スーパーが午後6時には閉店になってしまうので、ちょっと早いが食料調達をすることにする。

 買物に入った店の名前はBONUSと言う。どうもアイスランドのチェーンスーパ−のようだ。 ここで、トマトとホウレン草をたっぷりと買う。今晩は、ホテルに泊まるので、ホテルのキッチンで ホウレン草のおしたしを死ぬほど食べるつもりだ。



 


夕方は、近くの港町へ  

   買物を済ませるが、ホテルにチェックインするにはちょっと早いと思う。 ということで、エジルススタディール(Egilsstadir)から東20kmにセイディスフョイダール(Seyisfjordur) という港町がある。そこに行ってみることにする。

 どうしたもんだろう。午後4時を過ぎると、空から雨粒が落ちてきた。 セイディスフョイダール(Seyisfjordur)は、綺麗な港町なのに、 雨とは、とても残念だ。良い写真が撮れない。