home

日付: 2015年6月27日
場所: アイスランド西部(Western part of Iceland)
地域:  アイスランド(Iceland)の西部
訪問地: Wien(Austria), Amsterdam Airport(Holand), Keflavik airport(Iceland), Reykajavik, Root 1 (North direction), Root 51, Katanes, Root 1 (North direction), Borgarnes(Camping site)


 


 午前4時半に起床し出発

 午前4時半には起床した。人生第二回目のアイスランド遠征だ。 午前7時前にはウィーン空港に到着した。 少し、早く着き過ぎた。荷物デポジットが始まりしだい荷物を預け、すぐに検問を通過した。 後は、アムステルダム行きの飛行機に乗るだけだ。

 コヒー屋で粘る。時間をつぶす。最近は、インタネットがどこでもできるから便利だ。 便利過ぎるくらいだ。  

 

 


トラブル発生  

   飛行機は予定通りに、10:55にアムステルダムに着いた。 ここで、レイキャビック行きの飛行機を待つ。 出発時刻は13:55だ。 ざっと3時間を待つことになる。 軽いサンドイッチで昼食を済ませる。ユーロの持ち金の少なさが気になる。 少し、現金化することにする。

 持ってきたビザカードが効かない。ATMに拒否されてしまう。これは心配だ。 ビザカードが壊れていると、残りは、銀行カードのマエストロカードしかない。 アイスランドで、マエストロカードが有効かどうかわからない。これはとても不安だ。 アムステルダムで、取り敢えず、銀行カードで400ユーロ下す。



 


パスポート紛失、親切おじさんに助けられる  

   午後4時過ぎに、レイキャビックの空港に着いた。カードのことが心配だ。 空港を出て、アイスランド通貨を引き出すために、ビザカードで挑戦する。何度も挑戦するが ダメだ。おかしい。暗証番号が違うとの表示が続く。  

 次に、マエストロカードで挑戦だ。そもそもこのカードでユーロ圏外で、現金を下ろすことが できるかどうかもわからない。チャレンジする。ファンド不足ということで、ATMから拒否される。 絶望だ。7日間、400ユーロ分のアイスランド通貨で暮らせるかどうかも心配だ。ホテル代金もガソリン 代金もすべて、現金でやらないといけないと思うとゾッとする。この旅どうしようかと思う。  

 レンタカー屋の前で、順番を待つ。すると、後ろからある人に声を掛けられた。これはあなたの 持ち物だろと言ってくれた。救いの神様だ。ここで、パスポートをなくすと、今回の旅は、 台無しだ。  

 

 


試しにマエストロカードで買い物に挑戦  

   レンタカーを借りる。ここはスムーズだ。そして車に乗る。このまま旅を続けるかどうか 迷う。空港の売店で、ためしにマエストロカードで、買い物をしてみる。これがアウトだと 絶望だ。

 水、1リットル。400クローネ。何んとも高い水だ。マエストロカードで払ってみる。 OKだった。気分が幾分か晴れた。これで、何とかなりそうな雰囲気を感じる。



 


 懐かしい風景が車窓に

   午後8時を過ぎたのに、外は明るい。懐かしい風景が車窓に広がる。 アラスカルピナの紫色の花が綺麗だ。淡い香も、昔のままだ。  

 3年前に撮った農家も、見た目、昔のままだ。人々は3歳の年齢を取ったはずだ。 それでも景色は変わらない。この景色は永遠に続くのだろう。

 有料地下トンネルの料金所で、試しにVISAカードで払ってみた。やはり拒否された。 それではとマエストロカードで払ってみた。成功だ。これで何とかなりそうだ。 心の中に広がっていた



 


夕暮れ独特の風景  

   時折、雲間から日が差す。遠くの山々が輝く。空気が澄んでいるせいか、 随分遠くまで、見渡せるものかと思う。

 時刻は、午後9時を回った。車どおりも、めっきりと減る。まだまだ、昼は続く。 風が強い。持って来たセーターを着る。それでも寒い。



 


輝く緑  

   あたり一面の緑が、夕方の日差しを受けて輝く。素晴らしい景色だ。 この美しさは、何だろうと思う。



 


懐かしのガソリンスタンド  

   3年前の訪問の際に、何回もお世話になったガソリンスタンドだ。 今回は、まだまだ燃料は補給しない。

 このガソリンスタンドは、南側が海に面している。このスタンドから 眺める残雪残る黒々とした山々が素晴らしい。この場所、気に入っている。 この風景を、再度眺められるとは思っていなかった。



 


 キャンプ場で野宿  

   時刻は午後10時を回った。通りがかりのキャンプ場に止まる。今晩は、ここで野宿することにする。 もともと、最初の夜は、ホテルを予約してなかった。とにかく、まずは、3年前に訪れていない 地域に、1時間でも早く入りたかった。

 場所は、ボルガルネス市近郊のキャンプ場(Borgarnes camping site) だ。土曜日のせいか、 キャンプ場は、お客で盛況だった。午後11時を過ぎても騒がしい。

 私は、オーストリアから持ってきた生人参を肴に、 これも同じくオーストリアから持って来たビールを飲む。 疲れているせいか、酔いがあっという間に回る。そして、すぐに眠りについた。



 


 北緯66度の白夜  

   午前0時半に目覚めた。外を眺める。遠く、夕焼けとも朝焼けともいえない赤い 雲が見える。まさに白夜だ。