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日付:2015年1月6日
場所: オーストリア ぺルヒトルツドルフ市 カメールステナー・ヒュッテ(標高582m)   Austria, Perchtoldsdorf, Kammerstein Hutte
訪問地: Liesing, Rodaun, Franz-Ferdmand Schuzzhaus, Kammerstein Hutte, Lindberg, Perchtoldsdorf,


一晩で天気は好転

 昨日は、朝からミゾレ交じりの雪が降っていた。寝る前、明日は大丈夫かなあ。 と心配する。ただ、ウィーンの冬の天気は気まぐれだから、どうなるかわからんと思った。

 午前6時に起床。1時間のジョギングをこなす。まだ夜が明けぬウィーンの街。 空には星が輝いている。それに、そんなに寒くはない。これなら行ける。

 と言うことで、ウィーンの西に見える山々征服シリーズの継続だ。Liesingの駅に降りる。 天気は最高だ。これは良い一日の予想だ。


カラスは頭がいいなあ  

   街から山方面に向かう。大人と子供が、川に泳ぐカモに餌を与えていた。 ところが面白いことに、その餌(パン)をカラスが横取りし、20?程離れた 競争者がいない場所まで持ち運び、一人ひっそりと食べていた。  カラスは賢いなあ。

 子供は、何も言わずに父親の餌ヤリを眺めている。何を考えているのだろう。


これは本格的な雪だ  

   途中で道に迷うが、しばらくすると本道に入る。これはすごい雪だ。

 どうみてもこれは新雪だ。昨日、一日で積もったものだろう。


あれれ、こんな処に車がある  

   坂道を登っていく。空は、雲がほとんどなくなった。強い太陽光線が降り注ぐ。 これは、雪焼けするんじゃないかと心配する。」 標高532mのフランツ・フェルドマンド・シュッツハウス(Franz-Ferdmand Schutzhaus) に着く。  

 突然、目の前に建物が現れる。どうも山小屋らしい。よく見てみると小屋の前に 車が止まっている。なんでこんなところに車があるんじゃと考える。よくよく見てみると こんな山奥まで車が通れる山道が別の方向から作られていた。これは、ちょっと興ざめだ。


絶景が目の前に広がる  

   標高532mから見下ろすウィーンの街並みだ。見事な景色だ。 天気がよいせいか、遠くまで何の曇りもなく見える。


犬とそりが多いなあ  

   どうもここは、ウィーン市民の憩いの場所らしい。全員が、皆、リュックサックを 背負っているいるわけでもない。ただ子供連れは、ほとんどがそりを持っている。 雪が降った後は、そり遊びができることを知っているようだ。

 また犬を連れている人も多い。こんな山の中なのに、みんな気楽だなあ。と少し呆れる。


本日の標高最高点  

  カマースタイン小屋に着く。時間は正午を、ちょっと過ぎた頃だ。 結構な多くの人がいる。この小屋の隣に鉄製の高さ約10m位の展望台がある。 この展望台からは、360度の景色を楽しむことができる。


 頂上は、時間がゆっくりと進む  

   だんだん土地感が着いてきた。高い位置から眺めると、あそこにあれがある。あれが 今まで見えていたものか。など、いろいろと試行錯誤してみると段々と考えがまとまってくる。  

 標高582mの頂上では、皆、それぞれの時間のつぶしかをしている。 ビールを飲んだり、コーヒーを飲んだり、またバナナを食べたりと、みんなが皆、 のんびりとしている。


雪のブドウ畑に感激  

     下界に降りると、そこはブドウ畑だった。広々とした土地に 規則正しくブドウの木が植えられている。冬は、それなりの美しさがある。 どうも冬のファンになりそうだ。