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日付:2012年7月6日
場所: バトナ氷河(アイスランド)   

訪問地: Reykjavik, 1号線, Skattafell Reykjavik

   

300km離れたバトナ氷河を目指す

   心残りがある。アイスランドで最大のバトナ氷河を観ていない。このまま、フランスに帰るのは辛い。 午前5時にホテルを離れ、一路、東へ。リフト帯を抜けて大氷河地帯を目指す。

 

天気は上々、なんと幻想的な風景だこと  

   プレートがぶつかるリフト帯の上では、馬がノンビリ草を食べていた。 少し、逆行だが、なんとも絵になる風景だ。実は、どこを撮っても絵になるのである。

 

短い夏の緑

 火山地形はいろいろな風景を創る。車窓から観る風景に飽きない。 ちょうど、緑が水辺を覆う季節だ。時の過ぎ去るのを忘れてしまいそうな景色に感激。


5時間走り続けて、やっと氷河が見えだす

 緑のない山々に白く光る氷河、5時間、走りつづけて、やっとバトナ氷河にやってきた。 なんともすごい迫力ある風景だ。


青空と氷河

 普段の行いが良いせいか、青空が見えている。青空の向こうに1990年代に大氾濫を起こした 氷河の舌が見える。こおりが汚れているのはしかたないが、壮大な光景だ。


   氷河を前にして昼食

 午後1時、スカッタフェル(Skattafell)の駐車場に着いた。そこにレストランがあった。 コヒーとパンで簡単に昼食を済ませる。ここから氷河の舌まで1.8キロ歩くことになる。


天気が悪化

氷河の舌の部分に到着した。ここの氷河では直に氷に触れないようだ。 ただ、波のように押し寄せる氷の丘が迫力満点だ。


   氷河の水

   レストラン近くに、変わったものを見つけた。氷河が地下水になり、その水をくみ上げたもの らしい。特段、美味しくはないが、氷河をみたあとに飲むこの水は、どことなく味がある。


もう一本の氷河舌

 数キロ横に、もう一本の氷河舌がある。そこを訪れる。なぜか人っ子ひとりいない。 自分だけの世界だ。30分程、氷河に向かっていろいろなことを考える。 どことなく、生きているむなしさを感じる光景だ。


さあ、レイキャビックに帰ろう

レイキャビックまで323kmとの表示だ。長い帰路だ。


ラッキー、ミョンダルス氷河に遭遇

 帰路、運が良かった。夕日に映えるミョンダルス氷河が顔を出す場所を通過した。


   午後11時、ホテルに到着

 18時間の氷河の旅は終わった。午後11時をまわってもまわりは明るい。 ついつい、この明るさがオーバーペースになってしまう。