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日付:2012年7月3日
場所: バトンネス半島(アイスランド)   

訪問地:  Reykjavik, Mosfellsbaer, Mautトンネル,Borgarnes, Grabrokクレーター,Hvammstangi, Vatnsnes, Hvitserkur

   

天気が今一つ

 今朝も午前5時に出発だ。すでに外は明るくなっている。

 

人口30万人の島に海底トンネル  

   アイスランドは島国で人口は30万人程度だ。フランスのコルシカ島と同規模だ。日本では沖縄の人口が140万人程度なので、 かなり小さな島国だ。

 ところが、レイキャビックから1号線を20km程北に走ると海底トンネルがある。 トンネルは全長6kmで、深夜12時から午前7時までは無料だが、それ以外は乗用車で1000クローネ(700円)が通過に必要になる。 観光客が多いとはいえ、採算があうのかどうか、どうなんだろう。

 

アラスカルピナ

 紫の花をつける低草木、アラスカルピナが花盛りだ。この花、アイスランドの至る所でお目にかかるが、 実は、第二次大戦後に海外から持ち込まれたもの。遠く山々が霧に包まれ幻想的だ。


チョット、一服

 午前7時を過ぎた。給油のためにガソリンスタンドにストップ。 いつものようにコップを受付で買ってコヒーを飲む。どうも御代りも自由みたいな感じだ。


少し、自転車で走ろう

 せっかく自転車を、はるばる持ってきたのだから、乗らなくっちゃと思い。トランクから 取り出して走りだす。道路は火山岩でガラガラ、この小型車では走りにくい。


   火山クレーターに登頂

 道路沿いに3000年前ほど前に噴火したという火山クレーターがあった。 名前は、Grabrokクレーターと説明看板に書いてある。車の運転も少し飽きたので、 このクレーターに登ってみる。

 高さ100m程のクレーターは、登山道もしっかりしており、簡単に登れた。頂上からは、 今、固まったばかりのような流れた跡を残す溶岩流が見える。まあ、すごい景色だ。


遠く雪渓が残る山々

アイスランドを南から北に移動するには、どうもこの峠を越えるらしい。 7月とはいえ、雪渓が残る山々を横にみながら、アイスランド北部に入って行く。


   海岸近くは快晴

   午後になり天気が回復してきたようだ。青空が拡がり始めた。海岸近くは気流の関係で 晴れているようだが、山々が聳える方面は雲が立ち込めている。

 気温もまあまあで、このすがすがしさはなんとも言えない。


得体のしれない魚の干物

 小さな村に立ち寄る。村と言っても、数戸しかない小さなものだ。そこに得体のしれない 魚が木に吊り下げられて日干しにされていた。

 頭しかないものあるから、恐らく、魚スープにでもするのだろうか。しかし、魚の頭もおおきくなるとどことなく薄気味悪いものだ。


この雰囲気いいなあ。

 「海外サイクリングに来た」と一言で言える風景だ。何か、沢登りを始めたくなる気持ちだ。


  これが天然の造形物だろうか

 ビットセルクール(Hvitserkur)と呼ばれる奇岩だ。観光ブックにも載っているほどで、結構、 有名らしい。

 最初にこれを観たとき、これは人工の構築物かと思った。ところが、よくよく調べてみると これは天然が創り上げたものだという。まあなんともすばらしいものだ。


   天気は上々

帰り道、天気は完全に回復した。午後7時を過ぎても太陽がサンサンと輝く。午前中には見ることができなかった 山々が眼前に広がる。