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日付:2012年7月1日
場所: レイキャビック周辺(アイスランド)   

訪問地: Iceland internatinal airport, Sandgerdi,Keflavolirflugvollur, Reykjavik, Mosfellsbaer, Pverfellshorn, Reykjavik

   

 開かずの扉

 アイスランド行の飛行機はシャルルドゴール空港を午前8時に発つ。パリを一番電車で出発する つもりでレアール駅に午前5時に着いた。空港行の列車は午前5時20分過ぎにに、レアール駅を出発する とのことだ。

 ところが、レアールのショッピング街の入口は鍵がかけられ閉ざされたままだ。扉の向こうに電車の 改札が見えるのにそこまで行けない。結局、タクシーを拾って空港まで行くことになる。タクシー代として50ユーロの出費だ。 もう少し、しっかり調べておくべきだった。あるいは北駅まで行くべきだった。

 

天気は上々、アイスランドの空  

   午前9時半、飛行機は定刻通りアイスランドの空港に到着した。入国審査は通過せず、パスポートのチェック はなかった。ここはEU圏内らしい。

 空に青空が見える。北国に来たことを実感する。ここは北緯65度だ。

 

アイスランドのお金、クローネ

 空港の両替機で両替をする。両替機の列の前に並んでいた女性に、おおよそのレートを聞いてみる。 1ユーロが160クローネくらいだという。どの程度のお金を両替するかに迷う。まあとりあえず 20000クローネを下す。ざっと130ユーロだ。

 


レンタカーを借りて走り出す

 あらかじめ予約してあったレンタカーを借りる。なんと、このレンタカーでは山岳地帯には 入れないと念を押される。罰金を取られるとともに保険の対象外だという。

 アイスランドの空は青い。どこまでも平地が続いている。


極アジサシの繁殖地

 まずは、空港の東にある極アジサシ鳥の繁殖地だ。「極アジサシ」は、百科事典によると渡り鳥で 夏は北極、冬は南極で過ごすという。実に1年で地球を一周する生活をしている。ちょっとツバメぽい飛び方を しているが、体は大柄で逞しそうだ。

 夏は彼らの繁殖シーズンで、空港の東がその繁殖地になっているらしい。道路の外は立ち入り禁止で、 「キツネの罠に注意」と英語の警告文が飾られていた。しかし、その数の多さにはびっくりで、 鳴き声でやかましいくらいだ。


     これが教会なのか

 レイキャビックの街に入る。小さな街だ。そもそも島全体で30万人程度の人口で、 レイキャビック周辺に15万人程度が住んでいるとのことだ。

 街を散策する。変な建物にでくわす。なんでも、教会だという。セメントつくりの すごい建物だ。そもそも島の中には火山岩しかない。大陸で見られる石積みの家は造れない。 だからこうなるのだろうが、若干の違和感だ。


   レイキャビックの北の森

 午後2時を過ぎる。当然のことながら、まだ外は明るい。 レイキャビックの街散歩を終えて、さてどこに行こうかと考える。

 レイキャビックの街の北に入り江がある。その向こうに極北とはいえ木々が茂った場所が見えた。 そこに行ってみることにする。平地に植林したのだろう人の背丈ぐらいの木々が低地に茂っている。


   登山道を発見

 すると森の中に登山道を見つけた。登り始める。結構、多くの人が登っているようで 道もしっかり手入れされている。また行き交う人も多い。

 標高766mのペルフェルスホルン山(Pverfellshorn)に続く登山道だった。午後5時を過ぎる。 標高393mに達する。まわりに植生が見られなくなる。今日は、この高さで引き返すことにする。


寂しい教会

 山から平地に戻る。近くに小さな村があった。どことなく寂しい、アイスランドの教会を みつける。なんとも、絵になる風景に感激だ。


ホテルにチェックイン

 午後7時過ぎにホテルにチェックインした。長い一日だった。共同トイレ、共同シャワー設備の 小さなホテルだ。店で買ってきたビールを2本飲む。疲れがどっとでる。シャワーを浴びると すぐに寝入ってしまった。


   午前1時半の白夜

 午前1時半に目覚めた。隣が共同シャワーの部屋で、誰かが使うシャワーの音で目覚めてしまった。

 カーテンを開ける。7月初めのこの時間、屋外の明るさのか興味を持つ。意外にその暗さに驚く。もっと 明るいことを考えていた。空が曇っているせいもあるかもしれない。インタネットで調べた。 この季節、日没が午前0時前、日出が午前2時過ぎとのことだった。