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日付:2012年6月17日
場所:    サンテナール砦( Fort Saint-Eynard : 1359m)   

訪問地: Voreppe, Grenoble, Saint-Martin-le-VBinoux, Col de vence(782m) Fort Saint-Eynard(1359m) Col de vence(782m) Saint-Martin-le-VBinoux, Grenoble, Paris   

   

 地図の誤り

 昨日、グーグルの地図を頼りにこのホテルを捜した。そしたらまったく違う ところに行ってしまった。ホテルがあるべきところは麦畑だった。

 ベロップ(Veroppe)の工業団地内にあるということが分かっていたので、 工業団地に行ってみた。そしたら宿泊予定のホテルを見つけった。まあ、よかった。 ただ、一泊29?(3000円)の安ホテルらしく設備は最悪。朝食がブッフェ形式なので、 しっかりと恐らく普通の人の2人分は食べた。

 

今日も快晴なり  

  昨日に続いて、本日も快晴だ。何と運が良いことか。昨日登ったムシュロット山(1901m)を 背景にグルノーブルの街を写真に収める。

 

   テレキャビンで登れるバスティーユ

グルノーブルの北にはシャルトルーズという地域国定公園がある。その入口に バスティーユという昔の牢獄跡がある。テレキャビンでも簡単に登れるが、 今回は、しっかりと歩いて登った。

 少し登るだけで、グルノーブルの街がしっかり見える。美しい街だ。


緑の回廊を抜けて、高度は一気に900m

そのバスティーユを抜けて、登山道に入る。すごい緑だ。 時折、視界が開けアルプスの山々が見られる。

今日、登らんと計画しているサンテナール砦(Fort Saint-Eynard)が視界に入る。 1300m級の山だが、結構な傾斜だ。


高度があがるにつれ景色がドンドン変わる

その後バンス峠(Col de Vence:782m)まで下っる。そこから、いよいよサンテナール砦への 本格的な登りが始まる。高度が増加するにつれ、街がドンドンと小さくなり、遠くの 山々が見え始める。それにしても良い天気だ。


      単調な登り

 ところどころの曲がり坂で、下界を眺めることができるが、それ以外は 落葉樹の森の中を歩き続けることになる。何となく、この風景、 日本の至る所にありそうな風景で、日本にいるような錯覚を受ける。


   予想とおりだ

 実はサンテナール砦には、自動車で登って来られる。北の方から登る自動車道があるのだ。 午後2時過ぎ、砦のテラスは、自動車で登ってきた人たちの溜まり場になっていた。


   有刺鉄線で守られた絶壁

  石灰岩が作る絶壁だ。この絶壁から落ちた人でもいるのだろうか、この絶壁の崖近くには なんと有刺鉄線が張ってあった。これではさすがに事故もすくないだろう。


   山頂

 標高1359mのポイントは少し離れたところにある。そこを訪れる人はほとんどいないようだ。 吸い込まれそうな絶壁の上から、グルノーブルの街を眺める。そして昨日登った山もだ。 なんか、下山するのがもったいない気持ちになる。


昼寝するオヤジを起こしてアイスクリーム

バンス峠の茶屋に着いたのは午後3時過ぎだった。無性にアイスクリームが食べたくなる。 茶屋の前にアイスクリーム販売の看板が見える。店に入る。どこからかイビキが聞こえる。 イビキをかくオヤジを無理やり起こして、2?30サンチームのアイスを買う。20?で おつりをもらうのが、ちょっと失礼だったかも。


   暑い夏

 午後6時には、グルノーブルの街に帰ってきた。暑い。とても暑い。 昨日と同じように30度を越していることは確かだ。

 午後9時20分のパリ行きのTGVを待つ。3時間以上の待時間だ。駅の待合室は、 冷房が効いていないのだろう。とても暑い。外は風が吹く。それが気持ち良い。  通りを歩く人々を眺め、時間を潰した。


   最終電車でパリへ

 パリに登るTGVは最終便だ。北駅には午前0時28分に着いた。そして、地下鉄も 最終だ。アパートの最寄駅に着いた時は午前1時を過ぎていた。ひとどおりの絶えた街だ。 しかし、とても疲れた。長い2日間だった。2日で10万歩を歩いた。距離にして60kmだ。 山道を、、、。