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日付:2012年6月3日
場所:    モルターニュ市のサンデニ門( Porte Saint-Denis )   

訪問地: Nogent-le-Rotrou, Nocé, Colonard-Corubert, Mauves-sur-Huisne, Mortagne-au-Perche, La Chapelle Montligeon, Mauves-sur-Huisne, Nocé

   

ノジャン市内を散歩

 ノジャン市の市庁舎前のホテルに泊まった。せっかくだから、日曜日の朝、市内をブラブラしてみることにした。 フランスに住み、地方都市をまわる。感じることは中小規模のフランスの地方都市の元気の良さだ。  中には閉店した店もあるが、大概の個人営業の小売商店は、元気よく営業している。

 子供専門の靴店など、こんな地方都市で、そんなに専門家して大丈夫かと心配することもある。 小売商店の、この元気さは、どこから来るのだろう。不思議だ。  

 

立派な教会  

   ノジャンの街にも立派な教会がある。誰がメンテナンス費用を出しているのかわからないが、 どこにも立派な教会が立ち並ぶ。テレビで潰れた教会の特集を見たことがあるが、 そのような教会は、ほんの一握りなんだろう。

 昨日の快晴がウソのようなお天気だ。今にも雨粒が空から落ちてきそうな雰囲気に、ちょっと心配だ。

 

     ギアチェンジの調子が悪い

 昨日から気が付いていた。どうも、この自転車のギアチェンジが思い通りに行かない。 一番のローギアにするのに手間がかかる。

 自転車のメンテナンスで、最近、きずいたことがある。自転車を使用せずに長期保存する場合には、 コード類がテンション状態でないようにしなければならないことだ。よくよく考えてみれば当たり前のことだ。 その当たり前のことをやらなかったつけが来た。変速機を引っ張るコードを高い張力状態のまま保存していた。 今後は気を付けよう。


昨夜の雨で水が茶色

 昨夜、結構、強い雨が降ったようだ。夜半方、雨音で起こされた。その強い雨の形跡が至る所にある。 まずは、川を流れる水が泥を多く含む茶色になっている。それから驚いたことだが、 収穫近い小麦や大麦の穂が倒れているのである。日本では台風の後に、こういう風景を目にするが フランスでも、しかも小麦や大麦畑でもそういうことが起こるようだ。

 写真の後方に写っているのは、17世紀に建造された橋(Pont Catinat)だ。夏草が多くて、 ちょっと良い写真が撮りにくい。残念だ。


ペルシュの田園風景

 なだらかな丘、緑にうっそうとした山々。この景色、いいなあ。風景に吸い込まれてしまいそうだ。


      サンデニ門

 モールターニュ(Mortagne)のサンデニ門だ。中世の門だという。 なんとも言えない味わいのある門だ。これは良い。来てみた甲斐があった。


   パリのノートルダム寺院も顔負け

  モンテリジョン(La Chapelle Montligeon)の村には、本当に立派な寺院が建つ。  その美しさは、パリのノートルダム寺院に匹敵する程だ。  午後を3時。少し疲れを感じる。寺院の中の椅子に座り休憩だ。  この荘厳さの中にいると、「死」と言うものへの恐れが消えてしまう感覚だ。


    教会の結婚式

  教会での結婚式に出くわした。ダンセ(Dancé)とい村の教会での式典だ。 老いも若きも、村中の人たちがここに集まり、新しいカップルを祝福している。

 服装は変わったにしろ、この風景は何百年も繰り返されてきたものだろう。  こんな光景、日本では、当の昔に廃れてしまった。どこか、懐かしい昔の風景に出会ったような 気がする。


   見渡す限りのエンドウ畑

 どこかで見たような白い花を見つける。なんと、エンドウだった。もうちょっとで収穫だ。 日本のようにハウス栽培なんかとは相手にならないくらい大規模だ。ところで、 このエンドウ、どうやって、一つ一つを収穫するのだろう。まさか、手作業とは思えないが。