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日付:2012年5月3日
場所:    スノードン国立公園 (3) (Snowdonia national park 3) 、スノードン山:標高1085m (Snowdon)   

訪問地: Llanberis, Pen-y-pass, Top of Snowdon( 1085m ) Llyn Llydaw 湖 Pen-y-pass, Llanberis

   

レイクビューホテル

 レイクビューホテルと言っても、ホテルの前には交通量が多い道路がある。 したがって、神秘の湖の前に建つホテルのイメージからは程遠い。  ホテルは夫婦が経営しており、主人は気さくな人だ。ウェールズ訛りの英語が理解しにくいのが難点か。

 このホテルに4泊する。  

 

スノードン山を目指して登山開始  

     ペンニ峠(Pen-y-pass)に車を駐車し、標高差約750mの頂上を目指す。 天気は高曇りだ。多くの登山者は、結構、本格的な恰好をしている。午前9時半に登り始める。 案内板によれば往復で6時間かかると言う。

 

     ガスが出始める

 1時間程歩くと、少しガスが出始めた。それとともに、登山道路が荒れ始めた。 しばらくすると視界が100m程になってしまった。ここで引き返すわけにはいかない。 山の天気の気まぐれさを感じる。  


     天気が回復

 風向きが変わったようだ。スッと霧が消える。辺りにすばらし景色が広がる。 遠くの山々に雲がかかる。どうも、スノードン山周辺のみが天気が良いらしい。

これはラッキーだ。


     午前11時半に頂上に到着

 頂上には午前11時過ぎに着いた。360度のパノラマだ。ウィークデイなのに登山客が多い。


     頂上の売店で最高のビール

 実は、スノードン山には登山鉄道でも登って来られる。その登山電車の終点駅にカフェがあり、 コヒーやビールを売っている。

当然、苦しい登山に耐えた自分への褒美で、ビールだ。これが耐え難く美味い。  1085mからのスーパービューを前にしての一杯だ。もう、このまま死んでしまっても文句は言わない感覚だ。


     昼食狙いのカモメがやってくる

   スノードン山の頂上から北に数百メールの所にもちょっとしたピークがある。 そこに登る。そこで持ってきた昼食を拡げて食べ始めた。なぜかカモメがいる。 しかもかなり人間慣れしているようで、私の昼食用のパンを狙って集まってきた。ほんの数メートルまで 寄ってくる。  


     下山はルートを変えて

 下山は、登りと違うルートを通ることにした。頂上から眼下に眺めたリンリドー湖(Llyn Llydaw) の脇を通過するルートだ。

 ゆっくりと写真を撮ることを楽しみながら歩く。この湖で、泳いでいる若者達を見かけた。ずいぶん元気の良い若者達だ。  


    駐車代金は10ポンド

   下山をゆっくりと歩いたために駐車場に着いたのは午後5時頃だった。  登山開始時には多くの車が駐車していたが、今の時間はチラホラだ。


     雲に包まれたスノードン山の頂上

   夕方、ホテルのあるラランベリス(Llanberis)の街からスノードン山の頂上を眺める。雲にすっぽり 覆われている。今日は、本当にラッキーだったと思う。

 少し元気があったので、近くのスレート鉱山を訪ねる。面白いことに道沿いの縁取りにスレートを使っている。 これは珍しい風景だ。