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日付:2012年5月2日
場所:    スノードン国立公園 (2) (Snowdonia national park 2)   

訪問地: Widnes, A55, Colwyn Bay, B5113, LLanrwst, Betws-y-Loed, Chapel Curig, Pen-y-pass, Llanberis

   

朝食は簡易型セルフサービス

 午前6時に目覚めた。天気は今一つだが、まあまあこれで満足することにした。 昨夜眺めた橋がバーンと拡がる。どうもペンキを塗り替えているらしい。  昨夜、朝食は午前8時からだとホテルの女将は言った。ただその時間までが待ち遠しく 午前7時半に散歩がてら階下の食堂に降りた。

 食堂に初老の男が一人いた。コーンフレークを食べていた。ダメもとで、 「食事できるか」と尋ねた。「どうぞ」という素っ気のない返事だった。と一緒に、 オレンジジュースのパックを持ってきてくれた。パン焼きからすべてセルフだという。 なんと簡易なホテルだろう。  チェックアウト時には、この初老の男はどこかに行ってしまっていた。受付カウンターには誰もいない。 支払はすでに済んでいるので、カードをカウンターに置いて出かけた。

 

親子の羊  

     西に向かって走る。すぐにウェールズ地方に入る。放し飼いにされた羊が、そこら中に目に付く。 ちょうど繁殖期らしい。子羊を連れた母親の羊がかわいい。中には、昨夜生まれたばかりの立って歩けるか歩けないかの幼い 子羊もいるようだ。

   

    田舎道

 自転車を組み立てる。そして走ってみる。ウェールズの初走りだ。農家沿いの細道を走るこの感覚が良い。  


     国立公園に入る

 天気が回復してきた。雲の合間に青空が見られるようになった。 視界が開け、殺伐とした風景が目の前に拡がった。スノドニア国立公園に入った気配だ。


    公園内の一軒家

 隣国アイルランドの国立公園の中には、まったく人家も工作物もない。ところが、 英国の国立公園の中は、いろいろな人工物が見られる。その代表的なのが人家だろう。

 さすがに風力発電用の風車はないが、景色が壮観なためか人家が風景に馴染んでいる。


     ビールを飲みながら黄昏の空を眺める

 ホテルには午後7時前に着いた。部屋は2階の屋根裏のような部屋だ。宿泊客は私一人のようだった。

 ホテルまで来る道沿いの店で買ったビールを飲みつつ窓から次第に暗くなっていく風景を眺めた。午後10時。山裾と空の色が見分けられなくなった。