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日付:2012年4月14日
場所:    バールデュックの街 (Bar le Duc)   

訪問地: Bar le Duc, Montplonne, Mant-le-Grand, Nant-le-petit, Stainville Lavincourt, Bazincourt-sur-Saulx, Rupt-aux-Nonains, Haironville, Brillon-en-Barrois, Bar le Duc

   

眠られなかったホテルを出発

 昨日は午後7時過ぎにチェックインした。ホテルの受付のオネイサン は、結構、親切な人だった。 自転車を部屋の中に持ち込みたいと希望したら、地上階の受付に 一番近い部屋を準備してくれた。ここなら簡単に持ち込める。

 ここまでは良かったが、昼間、少し走り過ぎたせいか、なぜか足の筋肉が火照った。 そのためか夜中に何度も目覚めた。

 朝食はバイキング形式で、おもいっきりたくさん食べた。コヒー3杯、パン4切れ、 ヨーグルト、オレンジジュースとしっかり食べさせてもらった。とっても満足だ。

 

大統領選挙用のポスター  

     昨日、いろいろな村を駆け巡った。どこの村にも、この選挙用のポスター が貼られていた。立候補は10人だ。日本は木の上にポスターを張るが、 フランスでは鉄板の上に張る。それぞれのポスターに個性が映える。

 昨夜の天気予報では、この地方の天気は雨とのこと。どうなることやらだ。  

   

     バールデュックの中心街

 フランスでは、普通、教会が町の中心になる。街が大きくなると 至る所に教会が建ち始める。

 教会近くのパン屋さんから出てきたおばあさんが、少し、会話をしたい雰囲気 だったので、声をかけてみた。
「こんにちは、ここは綺麗な街ですね」
「日曜日だから車が少ないね。良い街ですよ」
「この辺りにお住まいですか。」
「ちょっとそこを曲がったところに住んでいる。それじゃ、元気で。」
 と言いつつ去って行った。ちょっと忙しいところを留めちゃったかな。


     なぜか自転車の記念碑

 ピエール・ミシューとその息子のエスンスト・ミシューの名前が刻まれた 石碑が、街角に建っていた。
 この二人は、19世紀の後半に、ペダル付き自転車を発明し、それを工場規模で生産を始めた功労者 だと言う。
 その工場がここにあったのか、あるいはこの2人がこの地に生まれたのかはわからない。


     ルネッサンス様式の街並み

   バールデュック(Bar le Duc)の旧市街は、街の南にある崖の上にある。
 イタリアのルネッサンス様式の街並みで、整然としていて美しい。  観光用パネルの説明によると、3階建のビルで、最上階の窓が小さい特徴があるという。 そう言われてみればそのとおりだ。


     街を離れ、田舎へ

 バールデュック(Bar le Duc)の街を離れ、一路、南下する。
 昨日と同じような田舎道が続く風景が出現する。願わくば、晴れて欲しいのであるが。      


     犬のウンチ禁止

   フランスは、そこら中に、犬のウンチが転がっている。公園もしかりだ。
 村でみかけた「犬のウンチ禁止」サイン。これは分かりやすくて、かわいい。  


     16世紀後半の橋(その1)

   16世紀後半と言えば、日本では戦国時代だ。
 織田信長の時代から、いったい、何人がこの橋を渡ったのだろう。
 


     16世紀後半の橋(その2)

   ちょっと大掛かりな石橋だ。古い橋を観るのが好きで、 地図でみかけると、予定コースを外れてすぐにそちらに行ってしまう癖がある。  


     バールデュック(Bar le Duc)駅

   バールデュック(Bar le Duc)の街までの最後の10kmは、向風との格闘だった。  予定の電車の1時間前には、駅に到着した。なぜか疲れを感じる。

 TGVに乗るために自転車を分解する。これはすぐに終わった。  駅の待合室に椅子にぐったりと座る。そして例によって、自動販売機でコヒーを買う。  コヒーに思いっきり砂糖を入れて、少しずつ飲む。疲れた時は、これが一番だ。    


     夕焼けがとてもきれい

   午後7時に列車はパリに着いた。すぐに自転車を組み立てて、 パリ東駅を後にする。午後8時、パリの街が夕焼けで染まった。

 今回の遠征は、とても疲れた。