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日付:2012年3月31日
場所:    リモージュ市近くのブィエンヌ川 (La Vienne : Limoges)   

訪問地: Paris, Limoges, Le Palais-sur-Vienne, Saint-Priest-Taurion, Saint-Martin-Terressus, Ambazac, Rihac-Rancon, Grousserex

   

パリから3時間、リモージュ市へ

 フランス中部のリモージュ(Limoges)へやってきた。  今日は遅い出発で、パリを出たのが午前9時半を過ぎていた。  空は吸い込まれるくらいに青い。
 リモージュの国鉄駅は、立派な歴史的建造物だ。
 駅前で自転車を組み立てて出発。ただ、時間は午後1時をまわっていた。

 

右手人差し指を負傷  

     10km程走って、パレ・シュール・ビエンヌ(Le Palais-sur-Vienne)の手前まで来た。  そこで、ブレーキのディスク版とブレーキシューが擦れて異音がすることにきずいた。

 少しくらいなら良いが、坂の登りの際は、この異音は気分的に良くない。
 適当な道路沿いに自転車を停めた。そして  六角レンチを取り出して、前後タイヤブレーキの調整を始めた。  前ブレーキは、アッと言う間に調整が終わった。次は  後ブレーキということで、ブレーキシューの取り付けを緩めて、すこしタイヤを まわした。これがいけなかった。刃物のようなディスクの回転が指を圧迫し、1cmほどの 切り口が右手の一指指にできた。そこからボタボタと血が流れてきた。

 傷口を左手で強く圧迫し、血が出てくるの止めた。それを10分程続けた。地の流れは ゆっくりになった。

 通りがかりの若者3人連れが、たまたま横を通過したので、「鼻紙、持っていませんか?」 と尋ねた。「ゴメンナサイ。もっていません。」とのつれない返事。

 30分程の間、指を押さえたままにして、完全に出血を止め、後輪ブレーキの調整を終え、 走りだした。走りは快適になった。
 パレ・シュール・ビエンヌ(Le Palais-sur-Vienne)の街に、たまたま薬局が開いていたので、 そこでバンドエイドを買って貼り付けた。いろいろなことがあるものだ。    

   

     快晴の下での日光浴

 時間は午後2時。気温は摂氏20度を優に超えているようだ。  ビエンヌ川の砂浜で、地元の人々が日光浴を楽しんでいる。トップレスの女性もいる。

 一人の娘さんが、真っ赤なビキニを着て砂浜でゴロンとしている。とてもきれいだ。
 その娘さんを観ながら、遅い昼食をベンチに座って食べ始めた。  


     綺麗なビキニの娘さん

 上の写真の中央、ちょっと右にいる娘さんの拡大写真だ。
 フランスは、さすがに個人主義の国だ。浜辺で、娘さんが一人だけで、日光浴をしている。


   ビエンヌ川を渡って丘陵地へ

 ビエンヌ川の州域には、たくさんの小さなダムがある。 ダムは、概ね多目的ダムで水力発電にも使われている。
 一度、フランスの水力発電所を観てみたかったが、発電所は立ち入り禁止だった。  里は新緑が始まったいるが、森にはまだまだ、木々の芽は硬い。  


      車とおりの少ない田舎道

 春爛漫だ。タンポポ畑を横目に見ながら、進路を来たに変えて丘陵地に入っていく。      


     まぶしいアンバザック(Ambazac)の市庁舎

   フランスの大気は乾燥しているためか、午後になっても水蒸気が空気中に上がらない。 太陽光線が地上に直接降り注ぐ。サングラスがないと辛い午後の昼下がりだ。