home

日付:2012年3月25日
場所:    黄金の土手 (Côte d'Or)   

訪問地: Dijon, Chenôve Marsannay-la-Côte, Couchey, Fixan, Cevrey-Cjambertain, Chambolle-Musigny, Vosne-Romainée, Nuits-Saint-Geoges, D974, Dijon, Paris

   

きょうから夏時間

 今朝から時計が1時間速く進む。夏時間が始まった。
 午前8時前にホテルを出発だ。ちょうど、太陽が昇り始めた頃だ.

 今回も宿泊は安ホテル。この全国チェーンのホテルの良いところは、  自転車を部屋の中まで持ち込めること。そして、なんといっても格安だ。  今回は、1泊なんと29?(約3000円だ)  

 

静かなディジョンの街  

     日曜の朝早くだ。誰もいない、街の中心街を自転車で散歩だ。鳩だけが忙しく 食べ物を探して歩き廻っている。  

   

   ブドウ絞り器の前で

 シュノーブ(Chenôve)の村に着く。まずは、ブルゴーニュー伯爵が使ったというブドウ絞り器を探す。
 それらしき物を見つける。なんだ、これだけかと落胆する。
 通りがかったオバサンに、これがブドウ絞り器かと聞く。親切にそうだと答えてくれる。
 ここは質問を間違えた。「ブルゴーニュ伯爵のブドウ絞り器か?」と聞くべきだった 後で悔む。


     これが本家のブドウ絞り器の館

 交通案内の矢印に従い進むと、ブルゴーニュ伯爵の館に着く。
 残念ながら今は季節外れで閉館中だ。


     1級ワイン散策道を南下

 ハイキングを楽しむ人のために、1級ワインのブドウ畑に沿った 散策道を自転車で走る。
 天気が良いせいか、多くのハイカーに出会う。
 すれ違い際に、皆が「こんにちは(Bonjour)」と声をかけてくれる。


     雰囲気が良い教会

フィッキー(Fixey)の村にあるローマ教会だ。派手さがなく、この地味さが良い。

空にヒバリが鳴いている。春爛漫のワイン街道だ。      


     昼食は、シャンベルタンの村を見下ろして

   1級ワイン産地の村とそのブドウ畑を見下ろす高台で昼食だ。

 ちなみに食事の内容は、通りすがりの店屋で買ったハムサンド、日本の 友人からもらったサンマのかば焼き、バナナ2本、水だ。  


     ワインの値段

   ワインは、販売店で値札を観ればすぐにわかる。じゃあ、現地のレストランに入ったら いくらぐらいするのだろうと興味を持った。
 結果は写真の通りだ。グランクルーで100?(1本、1万円)超だ。日本なら、 数万円ぐらいだろうか。

 しかし高価だなあ。とても手がでません。  


     一路、ニュイ・サンジョージへ

   日差しが強い。ブドウの木は、まだまだ芽吹いてもいない。

 ニュイ・サンジョージ(Nuit saint Georges)の村に向かう。この村もワインで有名だ。
 先日、フランスで新聞を読んでいたら、このニュイ・サンジョージ(Nuit saint Georges) のワイン評価が、実力よりも低いのではないかという記事を見つけた。それで少し、気になった。

 日曜日、畑で働く人をチラホラみかける。なんと馬を使って畔を耕している。これはすごい。  


     向かい風

   ニュイ・サンジョージ(Nuit Saint Georges)で折り返しをして北上する。
 向かい風だ。結構、強い。

 これが、また厄介だ。ウィンドブレーカーを着ていると汗で体が蒸れる。
 それではとウィンドブレーカーを脱ぐと、強い風に体温を取られ、腕が冷える。


 何とかやっているうちに、通りすがりで、ノミの市を開いていた。丘の上から眺めると、 何を売っているのか面白い。
 服、電気器具、骨董品、そして農機具までと、並ぶ品物は多い。      


     桜並木

   幹を観る限り、桜並木と思う。Dijon(ディジョン)で見かけた光景だ。
 何と、堂々と家族で、枝を折って持ち帰ろうとしている。この大らかさには、恐れ入った。