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日付:2012年1月15日
場所:    馬糞地獄           オアーズ県(Oise)  60

訪問地: Beauvais,Warluis, Montreuil-sur-Thérain, Baileul-sur-Thérain, Hermes, Angy, Ansacq, Bury, Cires-lès-Mello, Montataire, Creil




 快晴、しかし、すごい冷え込み

 昨日の経験から、この季節、最低限、午前9時を過ぎないと走れないと感じた。
したがって、今朝は、しっかり寝て、ゆっくりホテルで食事してチェックアウトした。

 外は昨日と同じで、霜で真っ白になっている。
 今日は、ブーベー(Beauvais)から30キロ南東のクレイル(Creil)までゆっくり走ることにした。  
 

 心惹かれる家  

     田舎をサイクリングしているとびっくりするような家に出会う。 写真は、廃屋で、なぜか「販売中」の看板がかかっている家だ。
 どこかの絵画に描かれていそうな、どことなく心惹かれる家である。    

   

       馬糞を踏んで一苦労

 どうも田舎道を走っていて、タイヤが新鮮な馬糞を踏んでしまった。
 さらに運が悪く、前輪のみならず後輪もである。
 走っていれば、そのうちに綺麗になると思っていたが、一向にタイヤから離れていかない。
 それに少し臭う。

 それではと、木切れを拾って、それでタイヤにくっ付いた馬糞を取ろうと、ガジガジ 擦ってみるが、取れない。タイヤの溝にしっかり入り込んでしまったようだ。
 最後の手段で、木切れではがし、その後、水に濡れた草の上を走る。これを繰り返した。 その甲斐あってか、しだいに綺麗になった。

 犬も歩けば棒にあたると言うが、世の中、いろいろなことがある。      


 350年前の石碑

     アンサック(Ansacq)の村の高台に礼拝堂が建つ。その礼拝堂の入口の 左右に2枚の石碑が壁に立てかけられている。
   石が風化してしまって大変読みにくいが、向かって左側の石碑は保存状態が良いようで、 (昔の)フランス語で書かれており、ところどころ意味が分かる。じっくり一文字一文字読んでみる。文書の 最後に1667年と書かれているようだ。
 今から350年前に作られた物、ちょうど、織田信長の時代だ。それが、こんなところに 何気なく飾られている。
 なんともすごい国だ。