home

日付:2011年8月28日
場所: グレンガリーの山々 ( Gren Garry ) (Scotland Highland)

訪問地:  Tomatin, Pass of Drumochter, loch leven, Edinburgh


 窓を叩く雨音 

 天気予報では、北海に低気圧が居座っているという。その影響で、スコットランドのハイランド地区は、風が強く雨である。
 朝と夕方、かならず鶏が「コケコッコー」と鳴く。朝は、その泣き声で、目覚める。健康な生活だ。

 小鳥は元気だ、木々の枝が激しく揺れるのもお構いなしで、餌取りに精を出す。毎朝の風景だ。

 ウィスキーの醸成所を後にして出発  

 朝食時に、オーストラリアから来ているという夫婦と会話した。二人とも、もう70歳近い歳だろう。引退後は、夫婦二人で、世界を旅行しているという。
 旦那は、昔、バスケットのコーチをしていたという。どうりで背が高い。ただ、かなりモウロクしており、これで車の運転大丈夫かなあと心配する。

 その夫婦達に見送られ、民宿を出発した。トーマティン(Tomatin)のウィスキー工場を後にして、南に向かう。一路、エジンバラ空港へ。
 風でハンドルをとられそうになるほどの雨と風だ。

 去りがたい、この風景  

 帰路、再度、ドルモッター峠(Drumochter)を通過する。
 去りがたい風景だ。なんとも言葉では形容しがたい美しい山々だ。

 この場所に来るのは、これが最後だろう。そう思うと、この場所を離れる気持ちになれない。

 ちょうど、小学、中学、高校と、学校を卒業する際に、もう学生としては来られないと思う気持ちである。

 目を閉じて、真っ暗な瞼に、目の前の景色を描いてみる。そして目を開ける。それを繰り返す。

 さようなら。
   

お世話になった自転車を分解 

 飛行機に自転車を載せるためには、タイヤをスパナで外さなければならない。その作業は、三日前に野宿した路肩駐車場の反対側で行った。

 今度、来るときは、マウンテンバイクを持ってきたい。この街乗りの自転車では、あまりに頼りない。

 なんとびっくり、空港内に回転寿司 

 なんと、エジンバラ空港の中(税関通過後)には、回転寿司屋があった。時間が時間で、食べている人は少なかったが、みなさん、器用に箸を使っている。
 この光景には、ぶったまげた。