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日付:2011年7月6日
場所: チェシル海岸 (英国・ドルセッイ州 )
訪問地: Blue anchor bay, Watchet, Abbotsbury, Chesil beach, Portsmouth




 寂しい、でもどことなく惹かれる海岸

 民宿(ホテル)を見送られて出発。午後6時のレンタカーのタイムリミットぎりぎりまで、道草を喰いつつ、楽しむつもり。
フランスとの海峡に面した街々を通過して、ポーツマスに向かう。
 チェシルの海岸に遊歩道あり、そこをゆっくりとポタリングだ。海からの風がとても強い。ときどきハイカーとすれ違う。
 夏、こんな感じの海岸通りは、冬は、どんなんだろうと考える。さぞかし、寂しい雰囲気のある海岸通りだろう。

一路、ポーツマスへ  

 海岸通りの走りを終えて、自転車を分解して、車に収納だ。今回のレンタカーは、シトロエンの小型車。よく走る、良い車だ。
 午後5時前に、レンタカー屋に車を返す。5日間の総走行距離は、551マイルだ。

 あてもなく、街を彷徨う  

 フランス行きのフェリーは、午後11時に港を出港だ。約6時間の時間つぶしをすることになる。自転車で、ポーツマスの街をブラブラ。歩いたり、自転車に 乗ったりとゆっくり。こんな時間に縛られずに、ゆっくり一人で街を彷徨うのも面白い。

 夜行のフェリーは、自転車だらけ  

 午後10時から乗船が始まった。それまでは、待合室で、ビールを飲んで時間つぶしをした。
 自分でもびっくりするくらい多くのサイクリストが、海峡を渡る。
 頼もしいことに、私くらいの年頃の人もチラホラいる。皆、小雨の中で乗船を待つ。
 夜の客室は、ガラガラだった。みんなイスなどには座らず持参したシラフを床に広げて睡眠体制だ。
 私はといえば、マットのひかれた子供の遊び部屋に、早々と陣取りして、そこで寝入った。
 これで、今回の旅は、終わりだ。アット言う間に、時は流れた。