home

日付:2011年4月3日
場所: パリオウー火山 (ピュイ・ド・ドーム県:83)
訪問地: Clermont-Ferrand, Puy de Pariou


 え!雨が降るの?  

 昨日は午後6時にホテルに入った。ヘトヘトに疲れた。 ベッドに寝転がって、天気予報を見ていたら、美人の女性アナウンサーは、明日は「雨」だと言う。 ええ、ほんとかいのと思った。
 翌朝、空には薄い雲が拡がっているが、雨は降っていなかった。昨日、登頂したピュイ・ド・ドーム山の頂上もしっかり見える。 これなら、走れることは走れる。
 と言うことで、ちょっと心配なので、午前中は、クレモン市内の街をブラブラすることにした。
 

 2日連チャンで同じパン屋さんへ

 午前11時、天候は落ち着いているみたいだった。 それではと、昨日、ピュイ・ド・ドーム山の頂上から見えたパリオー火山に登ってみることにした。
 クレルモンフェランから、ピュイ・ド・ドーム山やパリオー(Puy de Pariou)火山がある地帯に行くには、 まず標高差100m〜200m程度の高台に上がらなければならない。昨日もそうだったが、今日もそうだ。 これが結構、辛いのである。汗がだくだくと出る。この高台を登りきったところに、一軒のパン屋さんがある。 昨日、このパン屋に入った。そして、木の実が入ったパンを買った。これがとても美味しかった。
 今日も、この店の前を通ったので、同じパンを買いたくて、店の中に入った。残念ながら、昨日のパンはなかった。 かわりに、アーモンドが丸ごと入ったパンを買った。しかし、パンとアーモンドの粒1つは、味がよく馴染まず、いま一つだ。
 お店は、家族経営で、どうも娘さんが2人いて、お手伝いをしているようだった。客はすべて、車できて、数ユーロのパンを買って また車で帰っていく。ガソリン代を入れたら、ずいぶん、高いパンだなあと、変なことを考えてしまった。  

 きれいに手入れされた登山道を登る  

 パリオー(Puy de Pariou)火山は、お茶碗を逆さにしたような、きれいな形をした山だ。ただ、浸食が強いようで、 山の形を守るために、この登山道以外は、禁止みたいだ。登りがてら、後ろを振り向いた。昨日登った、ピュイ・ド・ドームが綺麗に見える。

 すり鉢の中には何もなし  

 パリオー(Puy de Pariou)火山を登りきる。ほんとうに綺麗なすり鉢状の火山だ。場所によっては、地形の関係で、風が強い。 すり鉢の中までも降りていけるが、そこには何もない。すり鉢の上を一周して下ることにした。なぜか、下ることに未練を感じる。

 時々、雨  

 午後3時をまわって、雨粒が空から落ち始めた。雨雲が、頭の上を通りすぎると、雨になり、それがしばらくすると、 太陽が雲間からのぞく格好になっている。
 帰り路、昨日と今日の疲れが、ドッとでたのか、とても足が重く感じだ。林道を歩くが、なぜか、異次元の世界に入っていくような 不思議な気持ちになった。