home

日付:2011年2月27日
場所: ルマン市(その2) (サルト県:72)
訪問地: Le Mans, Armage, Moncé-en-Belin, Teloché, Brette-les-Pins, PaignVé-l'Evêque


 1泊37ユーロで、しかも朝食付き

 このホテルには満足した。週末、しかもオフ・シーズンということもあり、とてもお値打ちである。
 暖房もしっかり効き、受付も親切だ。朝食も、コンチナンタルだが、結構、しっかりしている。
 とても得した気分で、宿を出発した。午前9時である。

 これが、ルマン24時間レースのレース場

 実は、今日の予定は、未定だった。 とりあえず、ルマン(Le Mans)の街の南外れにあるレース場まで行ってみることにした。最初、隣の飛行場が、レース場と 思い勘違いをした。そして道に迷った。
 なんで、こんな大きな施設を探すのに、道に迷うのかと、自分に呆れつつ自転車を漕いだ。
 レース場に辿りついた。残念ながらコースは厳重な壁があり、中は見えない。ただ、レースカーのエンジン音だけが、響き渡っている。
 この日曜日の朝から練習をしているのだろうか。 それとも、コースを借り切って、お金持ちが、スポーツカーを乗りまわしているのだろうか。
 フランスのことだから、恐らく後者であろう。

大丈夫かな、この細道は  

 サルト(Sarthe)川に沿って、散歩道があり、そこを走った。あるところから、道が急に細くなった。
 心細くなり、近くに、地元の人らしい夫婦がいたので、「この道を、走っても、大丈夫か」と聞いてみた。 「大丈夫だよ。ただ、アップダウンは、激しいよ」と教えてくれた。
 今日は、無理をすることは止めた。この細道を突進することは止めて、Uターンした。
 この判断は、はたして、どうだったのだろう。どうでもいいけど。

単調な田舎道を走る  

 ルマン(Le Mans)の街は、ところどころ坂があるが、少し南に下ると単調な平坦地ばかりになる。 見る物もあまりなく、ごくごく普通の農家がポツリポツリと現れる。「酪農の道」という看板を目にするが、 肝心の牛を見かけない。牛をどこに閉まってしまったのだろうか。

旅の終わりに一杯のビール  

 2週間前に体調を崩し、来られなかった。今回、再挑戦でやってきた。ルマンの街は、特に、旧市街は、とても魅力的だが、 周辺は、あまりに何もない。単調だ。  駅前のカフェに入り、ビールを注文する。一日、水分を取っていなかったので、格別にうまい。隣に一人客の男性がいた。 彼は、同じビールを頼んでいたが、チップは、2〜3ユーロはテーブルに置いていた。なんと気前の良い客なのだろう。