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日付:2010年11月1日
場所: Jumeauville ( Yvelines:78)
訪問地: Gargenville, Epône, La Falaise, Maule, Jimeauville, Boinville-en-Mantois, Senneville, Mantes-la-ville


 昼食用のパンを購入

 今日の予定は、マント(Mantes-la-Jolie)市の南東に拡がる畑地帯を散策することだ。
 そのために、まずは、昼食用のパンを補給する。場所は、エポヌ(Epône)という村。 恐らく村に一軒しかないパン屋が教会の近くで見つける。パン屋の前で列ができている。
 だいたいいつもは、レーズンパンとチョコレートパンを買う。値段は大方、この2つで2ユーロだ。 今日は、2.1ユーロ。ちょっと高い。
 村で古そうな建物を見つける。家壁に、先代のバーの名前が写っている。こういうのに、歴史を感じてしまうのである。

 行方不明人

 実は、昨日、サイクリングをしていると交差点で1台の車が停まり、声をかけられた。 「アラブ系女性で、50代の女性が行方不明になっている。この人を知らないか」と写真が写ったコピーを見せられた。
1週間程前から行方不明で、なんでもコピー用紙を、街中の電信柱等に張り付けて周っているという。
 今日、この街でも、そのコピーを見かけた。ずいぶん、一所懸命に張り付けたものだ。
 警察は、子供の行方不明は探すが、大人は探してくれないのだろう。まして、外国人となれば、なおさらか。      

 ドーンと拡がる地平線

   車通りも少ない広い畑地帯である。天気が今一つなのが、残念である。私が道端でパンを食べていると、女性が一人、ジョギングで 追い越していった。リュックを背負い、そのリュックからチューブが出ていて、そこからの水を飲む本格的な井出達の女性である。 かなり疲れているようであった。ちょっと、声をかけるのに、気が引けた。  

 双子村とは、粋な名前だ

 ジュモウビル(Jumeauville:双子村)に入る前、道沿いで写真を撮っていると、 自転車で遊ぶ高校生くらいの2人のカップルが横で停まった。 「地元の人ですか」と声をかけれれた。この言葉が、昔、フランス語学校で習った、そのままの表現で聞かれたので、なぜか懐かしい 思いがした。「いや、ちがいますよ」と答えると、「じゃあ、いいです」と笑いながら、自転車に乗って去っていった。
カップルか家族か、不思議な若者であったが、とても印象の良い若者だった。  双子村は、農家ばかりが集まる村で、教会、街並み、どれをとっても、絵にな村だった。

 天気悪し、早上がり

 今の時間、パリ方面の電車は、1時間に1本だ。マントの街で買ったビールをホームレス用な格好で、公園で飲む。フランスって、 公共の場所で酒を飲むのは禁止なのだろうか。
 ほろ酔い加減で電車に乗る。電車の中はガラガラ、乗ったとたんに強い眠気に襲われた。うつらうつら、気が付いたらサンラザールの駅に着いていた。